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情報のリパッケージでストックされたコンテンツが再び価値を得る


Dictionary of the Frisian Language - Word archive by Hindrik S
Attribution-NonCommercial-ShareAlike License
今回も佐々木俊尚氏のメルマガの特集記事を読んで考えさせられたので、共有をば。

「佐々木俊尚の未来地図レポート 2014.6.30 Vol.302 特集1 過去のコンテンツを「リパッケージ」するという新しいメディアビジネス~~ニューヨークタイムズの内部報告書にみるメディアの未来(3)」
本記事は、メルマガ297号、299号に続く、ニューヨークタイムズの内部報告書に基づいた佐々木俊尚氏の分析記事です。

第1回では破壊的イノベーションによって新聞社の地位が新興のネットメディアに脅かされていること。第2回では、読者に記事を届けるために、オーディエンス・ディベロップメントを編集局の責任にすべきで、さらには1400万件以上ある過去記事を有効活用できていない、ということについて解説されています。

気になる方は、バックナンバーをご覧ください。

これを受けて、今回の第3回では、過去記事の有効活用について説かれています。

過去記事のアーカイブは、はじめたばかりのブログでもなければ、それなりの規模でストックされています。
けれど、それらはただ記事を置いてあるだけで、あとは検索流入を待っているだけになってしまっています。

これってすごい機会損失になってますよね。
せっかくの儲けの種を、ただほったらかしているんだから。

このあたりの施策をとても上手にやっているのが、雑誌アプリのFlipboard(フリップボード)。たとえばFlipboardはしばらく前に、「2014年に亡くなった著名人」という特集をつくり、これはFlipboard史上最も読まれたコンテンツになったとか。そしてこの死亡記事の寄せ集めのソースは、実はニューヨークタイムズだったんですね。タイムズが書いた記事のアーカイブを、Flipboardがうまく「リパッケージ(再構成)」して、読まれるコンテンツに変身させたということなのです。ニューヨークタイムズとしては「どうしてわれわれの記事をリパッケージするだけで、他のプラットフォームにこれだけ利益が行っちゃうんだ!」と叫ばざるをえないでしょうね。

ほんの少しの工夫とアイデアで、儲かりの種にしてしまう。
誰かが書いた記事を再パッケージすることで、別な価値を与えてしまう。

引用部分にあるとおり、著名人の死亡記事というのは、それ単体ではそれ以上の価値はありませんが、「2014年に亡くなった」というコンテキストを付加しただけでアクセス数の記録を更新してしまうほどの破壊力を秘めているワケですよ、奥さん。

これに乗らない手はないですぜ、ということでニューヨークタイムズもやっちゃいます。


ニューヨークタイムズは、ニック・クリストフが書いた売春についての記事をリパッケージし、1996年~2013年のあいだの7本の記事を「売春宿の内側で」というシリーズにまとめています。7本の記事は単なる過去アーカイブになっていてこれまではほとんど読まれていなかったのですが、リパッケージによって最新記事と同じぐらいかそれ以上の読者数を獲得するのに成功したそうです。公開初日にはアクセスランキングが8位になり、公開から6日後にもページビューは減らず、トータルのビューは46万8106に達しました。

すごいですね。6日で46万。ウチのブログの何年分だよ(笑)

連作モノとか、調査報道したものなんかは、すごく馴染みやすいので、こうした取り組みは他社にも波及していくでしょう。(ただし日本国内メディアを除く(笑))

こうしたまとめ記事によって、記事に新たなコンテキストを付加する、というメディアも登場している、と佐々木俊尚氏は指摘します。


このあたりの試みが一部行われているのがNaverまとめだったりするわけなのですが、今後はこうしたリパッケージのサービスやメディアというのがより戦略的に行われるようになれば、さらにネット上のアーカイブの価値を高めていくことができるのではないかとわたしは考えています。


古くは2ちゃんねるのまとめブログなんかも、この部類ですね。
大手さんだと誰かが書き込んだポストをまとめただけで、笑っちゃうようなアフィリエイト収入があるという話も聞きますし。

この「第三者が作成したコンテンツへの動線づくり」で対価を得るメディアは、元記事を作成した人にとっては実に面白くないお話です。新聞社が1記事あたりにかけているコストを勘定すれば、きっと大手ITベンダーの人月単価もかくや、といった計算になるんじゃないかと勝手に妄想してしまいましたが、そんだけコストを掛けた記事で、他社の懐をも潤してしまうのが、インターネットの7不思議。

まとめ記事を書くキュレーターが選別したことで、アクセス流入を稼いでいる部分もあるので、まぁ、持ちつ持たれつという側面もあるのは確かでしょうが、まぁ、面白くないですよね。

一部のニュースアプリでは、配信元に対価を払う方向性も出てきましたので、追随する動きもこれから出てくるのかもしれません。

しかしながら、この対価を支払うという方向性についてはちょいと疑問もあります。

ニュースアプリ側は広告収入を得て儲かっていますが、ニュースソース側もページビューは稼げているワケです。
儲かっているのは、お互い様なワケなのですが、悔しかったら自分でまとめ記事作ってみたら良いのに。とか考えるのですが、なんでやらないんでしょうかね?
少なくともニュースタイムズでは成功した事例もあるというのに、これに乗らない国内勢のビジネス感覚がちょい理解できません。

大手メディアなら、少人数の専門部署つくってもお釣りが来るくらいのアクセス稼ぎになるようなまとめ記事とか作ればいいのに。
たとえば、重大事件を発生から時系列で追っかけるだけのまとめページ。なんてのがあれば、後からネタについていくことも容易になります。事後に事件報道の検証したりとかもできるし、年数が経てば同時代の報道における論調とかを調べるのもできますよね。

他社にやられる前に、自社でやっちゃえば、その分の儲かりにつながると思うんですけどね~。

ほっとくと、キュレーションメディアとニュースメディアを仲介する、なんて商売も出てきそうですけど。

もったいない。もったいない。

Google Appsが月額10ドルで無制限ストレージを提供

米国時間の6月25日に開催されたGoogle I/Oデベロッパーカンファレンスにおいて、Google Appsの新エディションが発表されました。

その名もGoogle Apps Unlimited!(じゃじゃ~ん)



スライドでは、Drive for Workになっていますが、これがGoogle Apps Unlimitedの機能として提供される無制限ストレージです。

名前だけでもなんかカッコいいですわ(笑)

これまでも、ビジネスユースとして提供していたGoogle Apps for Businessですが、数少ない不満点としてストレージ容量が少ないため、社内のファイルサーバとして使うにはちょい不向きという点がありました。

実際にGoogle Apps for Businessを運用していると、部署の代表アカウントのGoogle Driveをファイルサーバ代わりにして、みんなで同じGoogle Driveアカウントにログインして使用する、な~んてやり方をしていました。
それでも1アカウント当たり25GBが標準だったので、年数を重ねていくたびにストレージ容量が不足してきます。
追加で容量を購入することもできるので、これまではそれで逃げていましたが、このサービスを使えば無制限にファイルもメールも貯めこむことが可能になります。

Google Apps Unlimitedサービス概要

ちなみに、新サービスの内容は以下のような感じです。

  • 容量無制限のストレージを全従業員に提供(1ファイルあたりの最大ファイルサイズは5TB まで)
  • 管理者が、ファイルの移動・削除・社内外での共有を監視できる新しい監査レポートに加え、アドオンソリューション開発時に利用可能な監査 API
  • 管理者によって、クライアント同期・オフライン・ドライブアプリ・アドオンを組織単位で設定できるようになった、新しいセキュリティ管理機能
  • ドライブに保存されている全コンテンツ検索が可能になった Google Apps Vault 

1ファイルで5TBまでに対応。まぁ、ありえないくらいの容量ですね(笑)
また、APIでユーザーの利用状況監査もできるので、管理者やセキュリティ責任者も安心ですね。

なにしろ、無制限のストレージ容量なので、情シスは「ファイルサーバの容量がヤバいので、画像とか動画ファイルを消して下さい」な~んて通知をイントラネットに流さなくてすみます。
いやもぅ、過去に何度流したことか(^^;

これだけでも大きいです。定期的にファイルサーバをアップグレードする計画も、これで破棄できますぜ。

また、すべてのファイルがクラウド内、つまりGoogleのサーバ内で暗号化されて保存されるので、セキュリティ対策も今のファイルサーバよりも上がるんじゃないでしょうか?
少なくともウチじゃサーバ内で暗号化とか掛けてません。容量が勿体無くて(泣)

これで月額たったの10ドル。
これまで5ドルだったので、金額は倍ですが、それ以上の効果じゃないですかね?

単純に、これでファイルサーバ1台なくせますよ?

ウチもさっそく検討します。
注:ステマではありません。念のため(笑)

だば、まだ(^^)

リビングのテレビにApple TVを付けるべき3つの理由・改訂版

ことしの1月に書いた記事、リビングのテレビにApple TVを付けるべき3つの理由について最近ちょっと違う使い方になってきたので、改訂版を書いてみました。

以前の記事では、次の3つのポイントを挙げて、理由としていました。
  1. 写真・動画を大画面で見せられる
  2. 音楽をテレビから再生できる
  3. テレビ番組がつまらない時はHuluを見れる
まぁ、基本的には同じ製品を使ってるので、機能も変わりはないので、この3点がおすすめポイントなのも変わりはありません。

ですが、この機能がちょっとした組み合わせで、便利な使い方ができることに気が付いちゃいました。



作業BGMと写真の組み合わせがGood!


Lunch time... by raffaelebrustia
Attribution-NonCommercial-ShareAlike License
近ごろ(・・・というか基本的にずっと(笑))筆者自身の帰宅時間は遅いので、我が家では、晩御飯は最後に一人で食べるケースが多いです。
家中寝静まったころに帰ったりもするのですが、必然的に夜に一人で晩御飯の後片付けとかをすることになります。

ええもぅ、誰もやってくれないので(泣)
いや別に良いんですけどね。すっかり慣れてるし。

閑話休題。

一人で晩御飯を食べてる時は、テレビとか付けてもつまらないニュース番組しかやってません。

けど、一人で食べてる時は誰もいなくて静かなので、Huluでドラマとか見ながらです。
ここは、前回の3番目の理由そのまま。

で、その後のお片づけ。ここが結構時間的にかかるんですが、茶碗洗いながら動画見てると手元が狂って割る可能性が高くなるので、ドラマの続きが気になっても見るわけにはいきませんが、ときどき目線を上げる程度ならできます。

洗ってる間は、カチャカチャ音がうるさいので音楽を聞くどころじゃありませんが、洗い終わって拭きにかかると、静になるのでBGMがなんとなく欲しくなります。

そこでAppleTVの出番です。

これまでも、iTunes in the Cloudがあるので、購入した楽曲はAppleTVで聞くことが出来ました。
しかしっ! 今は iTunes Matchがあります。


手持ちのCDから吸い上げた音楽データがクラウド上で同期してくれるのですが、この動機デバイス対象にはAppleTVも含まれています。

音楽ライブラリの曲をどれでも好きなものを再生できちゃいます。
しかも、再生しっぱなしにすると、スクリーンセーバーにフォトストリームの写真を再生させる機能があるので、BGMを再生しながら、自分の写真ライブラリも同時に画面展開されるのです。


これ、結構楽しいです。
少なくとも茶わん拭く手が止まっちゃうくらいには(笑)

AppleTVお試しあれ。



NewsPicks関連ネタを書いたらなぜか拾われてバズったので、バズりについて考えてみた

先日書いた記事が、突然バズりました。

佐々木俊尚メルマガ「スマホ時代の「ヤフーニュース」を奪取するのはどこか!?」の答えはたぶんLINE NEWS

ニュースアプリの5大巨頭「LINE NEWS」 「Gunosy」 「NewsPicks」 「SmartNews」 「Antenna」を徹底比較してみた



・・・・は?

拙ブログ。やってる期間はそれなりですが、仕事が忙しくなると更新がぱったり途絶える典型的な暇つぶしブロガーなものですから、累計アクセスが一番多い記事でも2万くらい。

なんで?

というワケでアクセス解析を開く。


6月22日(土)から23日(日)にかけて、突然の盛り上がりが(笑)
まさかと思いつつも、Twitterをチェック。



まずは記事タイトルにも入れた、佐々木俊尚氏ご本人のツイートに拾われて第一弾のバズり。
インフルエンサーのツイートの威力すげぇ(笑)

と、それだけにしてはバズりすぎだし、拾われてない記事もバズっているので、こんどはアクセス元をチェック。



何なら見慣れぬnewspicksからのアクセスが・・・・。
まさかと思いつつも、おそるおそるiPhoneでアプリを立ち上げ(どきどき)




なんだよ、トップ20入りしてんじゃん!?
今までいっぺんも取り上げられたことないんですけど(笑)

めちゃコメント付いとるし。

コメント内容など詳しくは、WEB版のNewsPicksとかでご覧ください。

それにしても、こんなてきとーに作った記事でも拾われることもあるんだな~、と感慨しきり。
コメントも「なんでこんな記事がトップ20入りしてんだ!」的なのがありましたけど、こっちが聞きたいくらいです(ぷんぷん)

ど~せなら、こんなやっつけ記事じゃなく、もっとしっかり書き込んだ奴を取り上げてくれれば良いのに!(違)

バズるのはソーシャルだけじゃない

ブログをバズらせるための「NewsPicks最適化(NPO)」について考えてみた

イケダハヤト氏のブログで↑のような記事も書かれておりましたが、検索エンジン最適化(SEO)ならぬNewsPicks最適化(NPO)なんて考え方も出てきている?らしい。

まぁ、今回はたまたま結果的にそうなった、というだけなのですが、確かにこんなのがバズるとは思っていなかったので、少し考えを改める必要があるのかな~、なんて思ったり。

話には聞いていましたが、いざ、自分の記事がNewsPicksの画面上に流れているのを見ても、なんかめちゃ他人事感がバリバリで、どうしたものかと一瞬だけ考えちゃいました。

NewsPicks最適化とかする気は別にないけれど、ソーシャル経由でのバズりに加えて、これからはこういうニュースアプリ経由でのバズり、というのも大きな流れの一つになってくるのかもしれません。

検索エンジンが一番の導線であった時代から、いまはソーシャル共有での集客、というのが非常に大きくなってきています。

拙ブログでさえも、ソーシャル共有が大きくなってきています。
企業や自治体のサイトなんかだと、未だに検索エンジン経由での流入が大きく、そこにポンと置いて誰かに「見つけてもらう」というやり方をしている事例が多いのではないでしょうか。

こうしたソーシャル共有によって情報が拡散するということが、どれだけ武器になるのかを知らずにいることで結構な損失を出してるんですよ?

さらに、ソーシャルだけじゃなく、NewsPicksのようなアプリに取り上げられるだけで、こんなにバズっちゃいます。これもすげぇ武器ですよ?
すげぇ武器だっていうのに、めっちゃチョロいですぜダンナ、げへへ(笑)

まるで昔のヤフトピ砲みたいな破壊力を、新興のアプリひとつで起こせちゃう世の中になってきてるんだな~ということを身を持って体験して、ソーシャルやらバイラルマーケティングやら、いろいろ考えさせられました。
いい勉強させてもらいました。

ま、そんなこんなでNewsPicks経由バズり初体験の巻でした。

だば、まだ(^^)

ニュースアプリの5大巨頭「LINE NEWS」 「Gunosy」 「NewsPicks」 「SmartNews」 「Antenna」を徹底比較してみた


The papers by Frillyfries Fried
Attribution License
ニュースアプリ。皆さん使ってます?

かつてはYahoo!トピックスから興味があるものを選んで読んでいく、というのが日本人がネットでのニュースを読む一般的な方法でした。

しかし、世の中を流通する情報が氾濫しすぎて、何を見れば良いのかが良くわからなくなってしまいました。
特にニュース分野でそれは顕著に現れました。
SNS全盛の時代になり、Twitterなどでソーシャル共有される件数が多いニュースこそがバリューが高い。そういう認識が一般的に広がると、大した中身もないのに、ひたすらバズりやすそうな「釣りタイトル」を付けまくるメディアが続出しちゃいました。全国紙のニュースでさえも、釣りタイトルを付けてしまう誘惑に駆られてしまうほどです。

・・・結局、自分にとって何が「価値あるニュース」なのかが分かりにくくなってきたところで、「ニュースのキュレーション」という概念が出てきました。
自分の信頼する、あるいは興味関心が似通ったキュレーターが選んだニュースからピックアップして読む。
そうすることで、より効率的なインプットが可能になります。

これを自動化しようとして登場したのが、ニュースアプリです。
Yahoo!トピックスから興味があるものを選んで読んでいく、というネットでのニュースの読み方が、スマホシフトによって、大きく変わろうとしています。
移動中などのスキマ時間にサクっとネタを仕込む。新聞社の敵みたいなアプリですね、はい。
そんなアプリの5大メジャー「LINE NEWS」 「Gunosy」 「NewsPicks」 「SmartNews」 「Antenna」をピックアップして、徹底比較してみました。

ウリは何か

まずは、1番のウリは何なのか?という点です。そのアプリの特徴ですね。
分かりやすいのが、AppStoreに記載された各アプリのアオリ文句だろう、ということで、拾ってみました。ついでに筆者の勝手な印象を付加してみました。

LINE NEWS【アオリ】
 「3分で話題がわかる」
【印象】
 ◯要約で記事を1画面で読める
 ☓万人受けすぎて、エッジの効いた記事はない
Gunosy【アオリ】
 「3分で旬のニュースをまとめ読み」
【印象】
 ◯ニュースアプリの老舗にして、スタンダード
 ☓ジャンルを絞らないと3分で読むのはムリ(笑)
NewsPicks【アオリ】
 「60以上の経済紙がまとめて読める」
 「フォローしてお好みの紙面に」
 「コメントも読めて賢くなれる」
【印象】
 ◯コメントでポイントが表示されるのは分かりやすく、読むかどうかの判断基準になる
 ☓最近コメントが冗長になりウザ気味に
SmartNews【アオリ】
 「圏外でも読める圧倒的な使いやすさ」
 「電波がなくても読めるSmartモード」
【印象】
 ◯Smartモードがサクサクで、UIも工夫されている
 ☓初回起動がちょっと遅い
Antenna【アオリ】
 「テレビCM放映中」
 「220メディア40ジャンル多彩な情報が見放題」
 「気に入ったアイテムはその場で買えちゃう」
【印象】
 ◯他のアプリに配信されているようなニュースは少ない(カスタマイズすると同じ傾向になるが)
 ☓機能が多すぎてカスタマイズする気も失せる(笑)

まぁ、ここは横一線ですね。

認知度

これはニュースアプリの認知度・利用率は「LINE NEWS」が首位【リビジェン調べ】によるものです。ちょっと古い記事なので、今の時点での比較に使うのはどうかな~、とは思いましたが最近の調査がググっても出てこないので、妥協(笑)

LINE NEWS33.4%
☆☆☆
Gunosy18.4%
☆☆
NewsPicks1.8%
SmartNews15.0%
Antenna13.6%

認知度は、やはりLINEがトップ。まだTVCMを打ち始める前なので、現在調査すればまた変わった結果になるかもしれませんが、圧倒的な利用者を誇るLINEのアプリ内で紹介しているので、露出度が違いますね。これは納得の結果。

利用率

これもニュースアプリの認知度・利用率は「LINE NEWS」が首位【リビジェン調べ】によるもの。1度妥協しているので、今回もあっさり妥協(笑)

LINE NEWS10.0%
☆☆☆
Gunosy5.8%
NewsPicks0.4%
 
SmartNews8.4%
☆☆
Antenna3.0%

利用者は、認知度ほどは多くないのは当然ですが、LINE NEWSに関してはLINE内にアカウントがあってそちらをフォローしているだけの人もいるでしょうから、もう少し多いと推測されます。それを差し引いて考えても、各アプリともイノベーター層がメインで、まだアーリーアダプターに到達するかしないかくらいの線ですね。

Appstoreランキング(レビュー数と☆の数)

まぁ、1位はYahoo!ニュースなので、これを上げるのもどうかとは思いましたが、まぁ載せてみました。

LINE NEWS【ランキング】 12位
【レビュー数】 284
【平均評価】 2.5
Gunosy【ランキング】 2位
【レビュー数】 5367
【平均評価】 3.5
☆☆☆
NewsPicks【ランキング】 18位
【レビュー数】 60
【平均評価】 4
 
SmartNews【ランキング】 4位
【レビュー数】 14300
【平均評価】 4.5
☆☆
Antenna【ランキング】 3位
【レビュー数】 1828
【平均評価】 4
☆☆

単純なダウンロード数だけで順位は決められていないようですので、あくまでも参考までに。

軽さ(起動までの時間・記事本文を開いた時の時間)

肝心かなめのアプリ本体の軽快さです。
テスト環境は次のとおり。

  • iPhone5S ソフトバンクモバイルLTE
  • 下り25.28Mbps
  • 上り10.02Mbps

LINE NEWS【起動】 3.2秒
【記事】 2.8秒(要約記事0.9秒)4.1
☆☆☆
Gunosy【起動】 3.2秒
【記事】 3.7秒6.9
NewsPicks【起動】 9.5秒
【記事】 1.2秒(コメント1.1秒)10.7
 
SmartNews【起動】 8.2秒
【記事】 3.2秒(Smartモード1.5秒)9.7
 
Antenna【起動】 3.3秒
【記事】 2.5秒5.8
☆☆

これはLINE NEWSがダントツ。Gunosyもかなり早いですが、SmartNewsのSmartモード閲覧の方が早いです。ただし初回起動は遅め。やはり3秒以上待たされると、ちょっとイライラしてしまいますので、NewsPicksにはもう少し先読みするとかして、起動を高速化して欲しいですね。

ユーザーインターフェース

◯1画面の表示ニュース数

ニュースには見出しの一覧性も大事です。特に縦にスクロールさせることないと興味のあるタイトルがないというのでは、せっかく配信した記事も読んでもらえません。これはLINE NEWSとSmartNewsに軍配が上がります。

LINE NEWS7件
☆☆☆
Gunosy3~5件
NewsPicks2件
 
SmartNews5~7件
☆☆
Antenna2~3件
 


◯ニュース表示までのタップ数

これも数多くタップしないと見られないというのでは、ユーザー体験に問題ありです。どこも2回以下ですが、1回で軽快に表示される方が良いですねぇ~。

LINE NEWS1回(要約)
Gunosy1回
NewsPicks2回(1クリックでコメント表示)
 
SmartNews1回
Antenna2回
 


連携する外部サービス

Twitter,FBはもはや当然で、もっとも連携数が多いのはAntennaです。けど、こんなにいりませんよ。特にKakao Talkは(笑)
どこも基本的には同じですね。EvernoteとPocketが入るかどうか、くらいの違いです。

LINE NEWS6件(LINE,Twitter,FB,はてブ,Safari,URL)
Gunosy8件(Twitter,FB,Safari,Pocket,はてブ,LINE,メール,URL)
☆☆
NewsPicks3件(Twitter,FB,Safari)
 
SmartNews9件(Twitter,FB,LINE,Evernote,Pokcet,メール,SMS,Safari,URL)
☆☆
Antenna10件(Twitter,FB,LINE,Evernote,Tumblr,Pokcet,Kakao Talk,はてブ,メール,Safari)
☆☆☆


記事要約

記事をサクッと読めるように要約するサマリー機能があるのは、LINE NEWSだけです。

LINE NEWSあり
Gunosyなし
 
NewsPicksなし
 
SmartNewsなし
 
Antennaなし
 


広告の出現頻度

Gunosyだけがスポンサード記事を表示します。他もあるのかもしれませんが、隠れずにやっていますね。
ただ、この記事広告の出現数がすごく多いので、3~5件しか表示されないGunosyのUIを考えると、ちょっと厳しいですね。マネタイズせにゃならんので、仕方ないですが。

LINE NEWSなし
Gunosyあり(記事広告?結構多い)
 
NewsPicksなし
SmartNewsなし
Antennaなし


番外編:ニュースの傾向

基本的には、3系統ですね。NewsPicksとAntennaだけが異質ですが、他の3つは傾向が似ていて、同じような記事が表示されます。
なので、この3系統から1つずつ併用すると配信ニュースが被らずにイケます。

LINE NEWS総花路線
Gunosy総花路線
NewsPicks経済特化
SmartNews総花路線
Antenna独自路線


総合評価

総合するとこんな感じですね。

LINE NEWSアプリの使い勝手は最高。要約機能が素敵すぎ。記事は万人受けものばかりだが、コンセプトがそうなので。
Gunosy良くも悪くもニュースアプリの標準ど真ん中。基本的には、総花路線。
NewsPicks以前はコメントが良い機能だと思ったが、近ごろコメントが長すぎてあまり読みたくない。そういうのはブログかFBでやってくださいな。ビジネス系に強い。
SmartNewsデータを落としているので圏外でも読める。ニュースの傾向は総花的で基本的にはGunosyに似ている。ただし、ニュースのチャンネル数はGunosyを上回る。
Antenna機能が多すぎてちょいウザい。流れるニュースは他アプリと全く傾向が違うので、他アプリと併用すると幅が広がる。(ジャンルを絞ったりすると同じになってしまう)


◯勝手にランキング

No.1 LINE NEWS
No.2 NewsPicks(ビジネスに興味がある人限定)
No.3 Antenna

何と言っても記事要約が秀逸で、本文を基本的に読まなくても良いLINE NEWSが1番。移動中などのスキマ時間にサクっとネタを仕込む、というニュースアプリのコンセプトを考えると、動作の軽快さと要約機能で流し読みで日本国民の関心事をサクっと読めるのは完璧ですな。
ビジネスマンの皆さんは、経済にも通じていなくてはならないので、識者のコメントとともにNewsPicksでビジネスの動向を捉え、Antennaで変わったネタを仕込む。という感じに併用すると、全方位カバーですぜ!

・・・・ま、あとはお好みですが。

だば、まだ(^^)

佐々木俊尚メルマガ「スマホ時代の「ヤフーニュース」を奪取するのはどこか!?」の答えはたぶんLINE NEWS


Where\'s my mail? by Éole
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佐々木俊尚氏の有料メルマガ「佐々木俊尚の未来地図レポート」を2年ほど購読しています。

ちょうど200号から購読し始めましたが、気がついたら今週号が300号でしたので、100号ほど読ませていただいた勘定です。

毎週の特集記事に加えて
・今週のブックレビュー
・今週のライフハック
・今週の特選キュレーション
などといった連載企画も掲載して、毎号約2万文字くらい。これで月額1000円は格安ですぜダンナ。

閑話休題。

毎号メルマガの末尾に「またメールマガジンの内容は、全文引用でなければ、内容の紹介や一部引用はどんどんやっていただいて問題ございません。」とありますので、部分引用は可のようです。

今回の特集記事「スマホ時代の「ヤフーニュース」を奪取するのはどこか!?」の記事を引用しながら、ちょっと考えてみたので共有です。

スマートフォンへのシフトとコンテンツ消費の有り様の変化

かつて情報の入手方法と言えば、検索エンジンとポータルサイトのニュースピックアップへのリンクがメインでした。
まぁ、Yahoo!のトップページに載ると、ものすんごいアクセスが集中してビビリます。
以前、仕事で運用してるサイトにドカンと流入が来て、原因を調べたらYahoo!のトップに関連ニュースが掲載されたことが原因だったことがあります。

それが近ごろは、Twitterとか、ソーシャルメディア経由での流入が多くなっています。
・・・まぁ、ここでソーシャル経由での流入が少ないサイトについては、ソーシャルシフトがそもそも遅れているだけなので、とりあえず除外(笑)

以下引用。
 これは単にプラットフォームが変わったということだけではありません。もうひとつの重要なポイントとして、市場全体の拡大ということがあります。ちょっとソースを見つけられなくて恐縮なのですが、スマホ以前のたぶん2011~2012年ごろの記事で、「都会の住民はインターネット経由でニュースを知る人が多数だが、地方ではいまだテレビでニュースを知る人が多数派」というような調査結果がありました。
 スマホ以前のインターネットは、大まかに言えば都市のビジネス層ではパソコンが使われ、地方やシニア層にはおもにガラケー携帯電話が使われるというような構図がありました。しかしガラケーのインターネットは着メロや待ち受け画面、ゲームといった「だらだらエンタメ」要素の高いコンテンツが中心で、ガラケーでニュースを読むというようなコンテンツ消費スタイルは一般的ではありませんでした。この結果、ガラケーを使っている層は、ニュースなどの情報収集についてはあいかわらずテレビが中心だった、という傾向があったと言えると思います。
ド田舎在住者なので、未だに周囲はガラケー多いですが、高齢者でもちかごろスマートフォンに機種変更する例が増えてきてますね。

その理由も、いろいろ聞いてみると主に娘や孫とLINEするためだったりするようですが。
LINEスゲェよ!

今回はLINE礼賛記事じゃないので、そこは置いておきますが、ガラケーは駆逐される傾向にあるのは、間違いないところでしょう。

このガラケー衰退によって、メディアとのつきあいかたが変わってくる、と佐々木俊尚氏は指摘します。
図解するとこんな感じですな。

デバイス姿勢消費するコンテンツ
ガラケーOFFエンタメコンテンツだけ
テレビOFFエンタメを楽しみ、ニュースを見る
パソコンONニュースを読む
スマホOFFエンタメを楽しみ、ニュースを見る
要するに、テレビとスマホって、ゆったりとした姿勢で、エンタメやニュースを消費するという点で実は同じものにカテゴリー分けされるんですね。

スマホシフトによって、情報収集やコンテンツ消費は、ネイティブアプリを使うことが多いのではないでしょうか。
ニュースでは、アグリゲーションサービスを利用する方法が広がっていますよね。
近ごろは、スマホでブラウザを立ち上げる機会がめっきり減っているのではないでしょうか。

筆者も複数使っていますが、メジャーどころは「News Picks」「グノシー」「Smart News」「LINE NEWS」といったあたりでしょうか?

ここで最後に勝つのはどこか?というのがひとつの疑問として湧いてきます。

最後に勝つのはたぶんLINE NEWS

佐々木俊尚氏は、今は各社が鎬を削っている段階と指摘します。

まぁ、マスリーチに当ってテレビCMをじゃんじゃん打ってるところもありますが、最終的にはアプリの出来と、ソーシャルとの連携が良いやつが勝つでしょう。

個人的には、現段階ではLINEニュースが勝つんではないか、と考えています。
そのうち比較記事でもやってみようかと思いますが、ニュースの質的にYahoo!ニュースのように最大公約数的な当たりをがっちり抑えていて、「いま日本国民が知りたがっている情報」がまとまっていると感じています。

個人的に、LINE NEWSは「他の人は何を知りたがっているのか」というトレンドを知るためにはとても便利です。
ハッキリ言って、万人受けしないエッジの効いた記事は、まず流れてきませんので、そういうのが好みの人には合わないと思います。

まぁ、そういう人は、はてブとか見てて下さい(笑)

アプリの出来も、ぜんぜん違います。
ヌルヌル動くし、読み込みの速度が格段に違う。

UI含めて、各社これからでしょうが、すでに億単位のユーザーを集めているLINEの強みもありますので、面白くなってくるのではないでしょうか。

【追記】

関連で比較記事書いてみました。

ニュースアプリの5大巨頭「LINE NEWS」 「Gunosy」 「NewsPicks」 「SmartNews」 「Antenna」を徹底比較してみた

ビジネス感覚って学校で教えても良いんでない?

起業に限らず資金を集めるには誰かを説得する力が必要

昨日のホリエモンチャンネル「vol.282~起業資金の集め方!?~」を見てたら、ちょっと考えさせられたので共有。


「最初の資本金と売上は、会計上の勘定科目は違うけど、キャッシュインという点では同じ」

まさしくそのとおり。

企業したいけど、手持ち資金がない、お金を貸してくれる人もいない、といってグダグダする人ってよくいるけれど、会社を立ち上げるには、誰にも出資してもらえないようなビジネスプランって、とても成功しそうにない。

どんなにすごくても、それを誰かに理解して、買ってもらわないことには、いつまでたっても1円も売上は立たない。

そこをどう、プレゼンしていくのかが鍵になる。

ウチの父親の会社も、最初は自分の退職金と親戚からの出資をしてもらって立ち上げている。
自分のやりたい、やろうとしているビジネスと、どういう目論見で継続していくのかを客観的な第三者の視点で理解してもらい、投資に値するだけのバリューがある、ということを納得してもらわないと出資してもらえません。

自分が考えていることにコミットメントしてくれるよう、必死にお願いして資金を集めるのがプレゼンテーション。
当たり前のお話なんだけど、そういうビジネス感覚について学ぶ機会って正直ないです。

現代における読み書きそろばんは、ビジネスを回す能力

自分の人生を振り返ってみても、自分で事業を立ち上げたり、仕事をするようになるまで、どこでも学びませんでした。
誰かに自分の考えを論理的に延べて協力してもらう、な~んてことを学んだのは、大学卒業後ですよ。経営とかビジネスの感覚って。

これって社会で生きていくうえで、実に重要なことだと思うんですが、商業高校だって簿記は教えるけど、経営の本質までは教えない。

実地でないと学べないことも多いけど、学校教育で、せめてマネジメントとファイナンスの基礎くらいは身に付けさせても損にはならないです。むしろプラスでしょ。

こうした、ビジネスを回していく能力っていまの企業が最も求めるところです。
なにせ企業を立ち上げるときから必要なくらいですから。

まぁ、学校で教えてないから身に付いていないってのは、話が違いますけどね。
そこは生きていく上で必要な基礎知識なワケだから、本来は自分で学ぶべきものです。

教えられなくても、必要な環境に放り込まれれば自分で必死こいて勉強します。

英語教育とかに力入れるより、むしろこっちにリソースを振り向けたほうが良いのに。

へだらば、まだ(^^)

LINE、Skype、050plus、FUSION IP-Phone SMARTなどIP電話はすごいけれども、音声通話ってまだ必要なの?

通話アプリが便利すぎてキャリア通話の敵?


Playing REAL Miniature Golf by JD Hancock
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言わずと知れた、IP電話のメジャーどころ。
LINESkype050plusFUSION IP-Phone SMARTあたりがビッグ4でしょうか?

これら、VoIPで構成された通話アプリは、同一アプリ同士のみ無料で、一般電話には有料でかけられる、というのが一般的な機能です。

LINEがなかなか一般電話向けのマーケットを取りに来ませんでしたが、「LINE電話」で一気にここを抑えに来たので、キャリアの音声通話が、かなり食われているところではないでしょうか。

筆者も、これらのアプリを日常的に常用していますし、業務上では 050plus for Biz を多様しております。
社員にケータイをもう1台預けなくて良いし、なによりBYODなのでコスト安。
アプリを立ち上げておきさえすれば、着信して通話できる、というわかりやすさ。

しかしこいつらは、通話するうえで、ひとつネックがあります。

回線品質と通話品質がシームレスに直結している点です。

WWDCでiPhone6の発表がなくても、失望するのはまだ早い


本日未明に行われたWWDCで、新iPhoneが発表されると思っていた人たちは、非常に多いでしょう。

まぁ、もともとWWDCは開発者向けのイベントなので、新製品発表は9月に行われる、という見方が大勢でしたので、株式市場の動きも一目瞭然。


ここ2日のNASDAQにおけるAppleの株価チャートです。
WWDCに向けて期待が盛り上がって、さぁ、新型発売か!?という期待があえなく潰えると、そこからは下落基調に入っております。

まぁ、投資家心理のわかりやすいこと(笑)

しかしッ、失望するのはまだ早いですよ!

印鑑文化滅亡の引き金は、3Dプリンターが引いてくれるのではないだろうか

日本の不思議なハンコ文化


Seals. by MIKI Yoshihito (´・ω・)
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唐突ですが、皆さん「印鑑」お好きですか? 
・・・・いやまぁ、好きな人っていないと思いますが。

役所の手続きだったり、銀行の手続きだったり、ハンコが必要になるシーンって割りとめんどくさい瞬間だったりしますので、イメージ的には「めんどくさい」って感じる人が多いんじゃないでしょうか?

あと事務仕事をしている人は、かなりの頻度でお使いになっていると思いますが、まぁ、ほんとに何のためにやってんの? と、言いたくなるようなおかしな文化ですね。 

外国では、手書きの署名を入れることが印鑑代わりに使われるのが通例ですが、なぜか日本文化は印鑑大好き(笑) 

個人的には、正直いりません。
そろそろ電子的な文書をメインにして、紙に押印する文化はなくなっても良いんでないかな、なんて思ったりします。

Skype Translatorに見るMicrosoftの本気


ちょいと古くなりましたが、これってものすごく重大なネタですぜ。
ええもぅ、休眠状態のブログを思わず再開させてしまうほどに(笑)

とりあえず英語圏を中心にしたものになっているようですが、夢の自動翻訳機能。
これってドラえもんの「翻訳こんにゃく」そのものです。

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