The Race begins 26th Sept 2008 by williamcho
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フォーミュラカーレースのテレビ中継を見ると、ドップラー効果とともに爆音が耳をつんざく。

あの音を聞いていると「嗚呼、俺は今F1を見ている」という気分になる。
あの音がしなければ、おそらくF1を見ている気分にならないだろう。まさしく付き物です。

しかし、あの爆音の正体は内燃機関でガソリンをものすごい勢いで燃焼させ、大気汚染物質と二酸化炭素をばら撒く行為であるということで、イメージ的にどうかという声もあがる。
FIA(国際自動車連盟)も頭を悩ませてきたところ。


My Tesla Arrived! by jurvetson
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一方で、2008年にイーロン・マスクが、テスラ・ロードスターで電気自動車の市販に乗り出すなど、内燃機関を搭載した自動車から、EVへのシフトするトレンドが出始めた。

航続距離とバッテリーの充電時間、充電インフラの問題はあるものの、100km/hまでの加速時間が、なんと4秒弱というエンジン搭載のスポーツカー顔負けの性能を叩き出すことで、1000万円という高額なモデルだというのに、初期ロット100台が3週間で完売するという人気ぶり。

その後もモデルS、モデルXと次々に新モデルを投入し、EVの普及に大きな役割を果たしているのは、記憶に新しい。

すでにレーシングカー並みの性能を叩き出すことが可能になっているEVで、レースをやる。そうなるのも必然というか、当然の流れでしょう。

すでに小規模なレースは各国で行われていますが、複数シリーズを転戦する国際チャンピオンシップはこれまで立ち上がっていませんでした。


FIAがが運営するフォーミュラカーレース、フォーミュラe の開幕です。

まだレースファンの間でもあまり浸透していないレースですが、すべてのステージを公道で行うという初の試み。

初年度は10戦を予定しており、9月13日の開幕戦は北京。2015年6月まで各国を転戦する。
開催スケジュールは次のとおり。

開幕戦 2014年09月13日 北京(中国)
第2戦 2014年10月18日 プトラジャヤ(マレーシア)
第3戦 2014年12月13日 プンタ・デル・エステ(ウルグアイ)
第4戦 2015年01月10日 ブエノスアイレス(アルゼンチン)
第5戦 2015年02月14日 未定
第6戦 2015年03月14日 マイアミ(アメリカ)
第7戦 2015年04月04日 ロングビーチ(アメリカ)
第8戦 2015年05月09日 モンテカルロ(モナコ)
第9戦 2015年05月30日 ベルリン(ドイツ)
最終戦 2015年06月27日 ロンドン(イギリス)

新興国も入っているものの、F1の伝統的な開催地もあり、なかなか面白そう。

マシンはダラーラ製のシャシーで、モーターはマクラーレン、バッテリーはウィリアムズが開発。
開発のテストドライバーは、なんと元F1レーサーの佐藤琢磨。

市街地レースなので、トップスピードは225km/hのリミッターが掛けられているものの、100km/hに加速するまでわずか2.9秒という驚異的な早さで、ほぼF1。

このモンスターのコックピットに座るのは、2012シーズンまで、F1のコックピットに座っていたヤルノ・トゥルーリをはじめとした元F1レーサーやインディーカーレース参戦者といったビッグネームが勢揃い。
この名前だけでも、結構なおっさんホイホイ状態(笑)

日本からの参戦は、残念ながらなし。
そりゃ、国を挙げて燃料電池車の開発に力入れてりゃしょうがない。

というワケで、イギリスの保険会社アムリンをタイトルスポンサーにした鈴木亜久里率いるアムリン・アグリフォーミュラeチームがかろうじて日本色として残るのみ。

テレビ放映は、テレ朝系が独占権を獲得していますが、モータースポーツは日本国内では、どマイナー競技。おそらくF1よりも数字は取れないでしょう(^^;

中国も国家チームで参加するのに、自動車大国を自認する日本ですが、ホンダのF1撤退以降、国内人気は正直パッとしません。

ホンダは、2015シーズンからF1復帰を計画していますが、このタイミングでのフォーミュラeに参戦しないのは実にもったいない。

着々とEVへのシフトを進めようとしている世界に背を向けて、FCVでホントに良いんですか?
せっかく新しいものが始まろうとしているのに、この流れに乗らないなんて。

もったいないもったいない。
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