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【起業論③】地の利を見つけるための3つの方法


前回の起業論シリーズは、天の時を大事にしよう!というお話でした。


孟子に、こういう言葉があります。「天の時は地の利に如かず」と。
今回は、地の利をどのように生かすか?という点について考えてみましょう。


天の時よりも大事な、地の利をいかに得るか

今、というタイミングはそのビジネスにとってベストであっても、それを行う場所が悪ければ失敗します。

例えば、ニューヨークで大ヒットしている豚肉料理の店があったとして、戒律に反するイスラム圏に持って行っても誰も見向きもしませんよね。南極にかき氷屋を出しても、難しいでしょう。

めちゃくちゃざっくり言うと、これが「地の利」のひとつです。

ではどのように地の利を得たらいいのでしょう。

地の利とは、場所のことだけを指すのではありません。
ビジネスを行う姿勢もまた、地の利なのです。

フレデリック・ランチェスターが提唱した、ランチェスターの法則をご存知でしょうか?

元は軍事理論なのですが、日本では経営論として知られていますね。
この辺↓が分かりやすいですねー。


Kindle版もありますので、オススメ!

このランチェスター戦略において、強者と弱者、タイプごとにそれぞれこのように戦えば勝てる!
という仕組みを説いています。

強者の戦略 弱者の戦略
広域戦 接近戦
総合戦 局地戦
確率戦 陽動戦

例を挙げますと、エリア全体に広域でローラー営業をかけたり、テレビにCMを打ったりして、強者は、マスで顧客を獲得すると有利に勝負できます

強者は広域でパワープレイを仕掛けて勝ちにいくと有利になりますが、そんな強者に対して勝負を挑む側は、自分の商材に興味を持ってくれている見込み顧客へ直接営業をかけるなど、見込みの高い顧客を人づてに紹介してもらったりすると有利に勝負できたりします

...といったように、戦い方の選択をするのも、地の利の一つなのです。

強者向けの戦略と、弱者向けの戦略。自分のビジネスに必要な戦略はどちらなのか、これから業を起こす人にとっての答えは自明ですよね。

地の利は割とどこにでもある

ビジネスをするうえで、店や事務所を物理的に出す候補としては、もちろん東京をはじめとした都市部の方が有利な面は確かにあります。

ビジネスにおいて、もっとも重要な、顧客=人口が多ければ多いほど有利になるのは当たり前ですもんね。


けれどそれは、都会一択というワケではありません。
どんな場所でも、ビジネスをするうえでの地の利に恵まれているものは必ずあるもんです

都会には都会なりの、地の利が。
地方には地方なりの、地の利が。

地方には仕事なんてない!なんていいますけど、決してそんなことありません。
都会と同じ文脈で考えるから、見えるものも見えなくなっちゃうだけです

ただ単に、業態やビジネスの中身に寄って、地の利を得られるとこが違う、っていうだけなんですよね。

高知のド田舎で地の利を活かす、プロブロガーのイケダハヤト氏みたいな例もあります。

高知だからこそ、「まだ東京で消耗してるの?」って煽れるワケですよ。
同じ文章を豊洲のタワマンに住んでる人が書いたって、鼻で笑われるだけっすよねw

これも、地の利です。

地の利を得るにはどうすれば良いのか?

では、地の利を発見するには、どうしたら良いのか。

答えは簡単です。
その「地の利」に気付けるかどうか。見付けられるかどうか。それだけです。

「それができたら苦労せんわ!」
ですよね~。それに気付けたら、とっくにみんな起業してますもん笑

気付いてる人がいない、あるいは少ないからこそ、その地の利は生きてきます。
地の利を見つけるためのポイントは、次の3つです。

1.アンテナを高くして、ともかく大量に情報を取り込みまくる

気づきをするためには、やはり前提となる知識であったり、情報がないとムリです。
これには、まず何よりも圧倒的な情報量を自分に入れるしか手はありません

ニュースアプリやTwitterなどのソーシャルメディアに流れてくる情報。そんなものだけでも、十分に膨大な情報を取り込むことができます。

それこそ、シャワーを浴びるように、情報を浴びる。これを日常化することが大事です。

2.自分のアタマで考えて、アウトプットしまくる

そして2番目。
ともかく、インプットしたら、それを元にアウトプットすることです。

このアウトプットが重要です。
インプット情報を元に、自分がそれをどう考えるか。考えて、咀嚼して、それにコメントなり意見を述べる。
これを繰り返すことで、情報に対しての感度が高まります

普通にニュースをただ読むだけじゃなく、読んだ後で、Twitterなり、Facebookなりに自分の考えを投下する。
これには、NewsPicksなんかが便利です。↓に以前書いたまとめがありますので、参考までに。


ニュースアプリの5大巨頭「LINE NEWS」 「Gunosy」 「NewsPicks」 「SmartNews」 「Antenna」を徹底比較してみた


3.漫然とただ眺めるのではなく、注視する

そして、最後の1つ。
景色なり、町並みでもいい。ニュースでもいい。ともかく見るものすべてについて、ただ眺めるのではなく、注意して見るクセを付けることです。

これは、2の訓練を積むことで、同時に磨かれる能力です。
自分の目で見た時に得られる「情報の解像度」が上がります。

3つのポイントを磨けば、気づくのはカンタン

まとめると、ともかくこの3つのポイントをしっかりと身につけることです。


  1. アンテナを高くして、ともかく大量に情報を取り込みまくる
  2. 自分のアタマで考えて、アウトプットしまくる
  3. 漫然とただ眺めるのではなく、注視する


どれをとっても、地の利だけではなく、ビジネスに必要な勘所を高めるためにも重要な習慣です。
起業するしないに関わらず、これを身に付けたビジネスマンはめちゃ成果を挙げられますからね。

明日から、なんて言ってたら、いつまで経っても前になんか進みません。
今すぐはじめてみませんか?

起業論の他シリーズはこちらをどうぞ


人事異動の意味とか拒否すべきとかで悩む必要なんてない!


そろそろ3月ですねー。
ちょうど4月に新卒一括採用したり、官公庁に合わせたりする都合もあるんでしょうけど、企業もこの時期に人事異動とかするとこも多いですね。

またこの時期は、毎年不可解かつ不可思議な人事異動で泣きを見る人も、ザクとかジム並みに量産される時期でもあります。


↑のグラフは、「人事異動」でググられた回数の検索ボリュームです。

3月だけ圧倒的じゃないか!?
通常の3倍以上です!!

※3倍なので、赤くしてみましたw


そして、こちら↑がGoogle検索のサジェストです。
拒否とか、意味とかと一緒に検索しようとしてるあたり、人事異動で悩んじゃってる人が多いみたいですねー。

ちっとも悩む必要なんてないのに

なんで組織には人事異動なんてものが付き物なんでしょう?

日本企業は専門家より何でも屋を厚遇

企業も役所も、その道のスペシャリスト!みたいな人ってあんま偉くなりませんよね?
かわりに「いろんな業務をこなせるジェネラリスト=ただの器用貧乏」が優遇される状態だったりします。

また、そんなんだから、印刷会社に技術職として入社して画像編集チームで10年働いてたのに、人事異動で営業職になったり、なんて話も聞きます。


  • 仕事が属人的になってブラックボックス化する
  • マンネリ化して、新しい発想がなくなる
  • 人材育成、職場の活性化につながる
  • 不正防止


一般的には、↑みたいなのを理由に人事異動って行われますが、不正防止以外は正直なとこ理由になんかなってません。単なるマネジメントの怠慢です。

属人化して他の人が分からんよーになる?
民間も官公庁も「担当者不在につき、後ほどご回答申し上げます」って常套句です。
今でもじゅーぶんブラックボックス化してます笑

マンネリ化して、新しい発想が出ない?
そんなん下から出てくる案を、「失敗したらどーする!」って上が潰すからでしょ。
経験値を積んだ人に現場の仕事を任せた方が、プロの仕事します

仕事の理解が深まって人生育成になる?
普通にアホですかw そんな重要ならOJTでやらんでちゃんと研修なり学習の機会を設けなさいよ

単なる組織の都合でしかないですよね。

複数社を渡り歩く人はダメ人間呼ばわりするのに、人事異動はオッケーなの?

転職を繰り返す人のことを「一つの会社に居着けない、ダメなやつ」って見る風潮、未だに消えません。

組織への忠誠心が低い?って見たり、社会性・協調性に問題ありの人材なんじゃ?、な~んて先入観なく接することができる人って、まだまだ少ないです。

数年で転職しまくる人のことはdisるのに、組織内で数年でコロコロ人事異動することには、誰も何にも言いません

厚切りジェイソンじゃありませんが、叫びたくなる瞬間ですw
Why Japanese people?!

経理部門から情報システム部門に人事異動するのと、会計事務所からITベンチャーに転職するのでは、仕事がめちゃ変わりまくるのは基本一緒です。

自分のスキルセットを考えて新しい職場に選んで主体的に選択してる分だけ、むしろ転職してる人の方がえらくないですか?

唯々諾々と、言われるままに人事異動してるよーな、受け身な人間は自分の人生を誰かに委ねて思考停止してるだけっすよ。

転職と人事異動って、本質的にはそんなに変わらんのですよ。

社内で通用する高度なジェネラリストなんかを養成しても、会社のためになんかなりません。
人事の本来の目的は、別なところにあるのです

人事は組織にとって最強の武器

ドラッカーは『経営者の条件』において、人事についてこう語っています。

これめちゃ名著なので、詳しくは↑を読んでいただきたいのですが、エッセンスを抽出するとこんな感じになります。


  1. 人は卓越した才能を妬みがち
  2. 部下の強みを見つけ、生かすのが上司の役目
  3. 人材の弱みに注目するのは無責任
  4. 強みを活かす人事をすれば、成果は自ずと上がる


人事は組織運営における最強の武器です。
マジでラグナロクとかエクスカリバー級のやべぇ武器ですw

なのに、これを「部下に言うことを聞かせるためのもの」って捉えてる人、多すぎです。

そりゃそうですよね。
役割を間違って捉えてれば、使いみちも当然間違えるに決まってます。

間違った使い方をしてる組織が多いから、3月になると「人事異動」って検索する人が増えるんです。

組織は、あなたの強みを見てくれているか?

ここで、「まだ人事異動で消耗してるの?さっさと独立しちゃいなよ」なんて言うのは簡単です。
確かに消耗してまで、その組織にしがみつく必要性は、これっぽっちもありません

人事異動の意味とか、拒否すべきかどうかなんて、そんなつまんないことで悩む必要なんてちっともないんです。

その組織は「あなたの強みを活かそうとしているのか?」この一点にフォーカスしてみてください。
あなたのスキルセットにおいて、この能力が不足してる、という思いのもとに行われたのなら、その組織に残ることは、きっぱりオススメしません

これ、受験勉強の攻略法が人事を考える人のアタマから抜けないせいなのかもしれませんが、テストみたいに100点以上取りようのないものは、強みも伸ばす限界がありますが、仕事の能力に上限なんてありません。不得意なスキルを伸ばすのにあなたの貴重なリソースを投入するのは間違いですし、組織にとっても圧倒的な損失です。

人は、強みによってのみ判断されるべきなのだから

あなたの弱みに注目してるような組織は、あなたの居場所ではありません。
そんなところに居着いても、不幸になるだけですから。

今あなたのいる場所は、あなたが本当に居るべきところですか?




【3/4まで20%オフ】Adobe CCを通常価格より毎年安価に更新する方法


どうも、デザイナーでも何でもないのですが、なぜかAdobe製品を常用してる変な人です笑

Photoshop、Illustrator、InDesign、み〜んな業界のデファクトスタンダードで、これがないとデータの受け渡しとかも苦労するほど

こっちのバージョンが古かったりすると、向こうからデータをもらっても開けないので、Adobe製品を常用する人は常に最新版であることが、割とスタンダードです。

以前は、クソ高いパッケージ版しかありませんでしたが、今はサブスクリプションで毎年更新というパターンになっています。


このAdobe Creative Cloudですが、通常は定額でめちゃお高いのですが、時折安売りセールを開催してくれます。


ここで「を、安い!」と公式ストアで購入すると、来年の自動更新の際には、元の高額な価格に戻ってしまう!という罠が待っていたりするのですが.....。

ぢつは!このセール価格で、毎年更新できる裏ワザがあるのです!!

Amazonでオンラインコードを買って自動更新にしないだけでOK

公式ストアと同時に必ずアマゾンでもセールを行いますので、こちらを利用します。

ここで、オンラインコードを購入して、専用ページで入力。


次のページで自動更新を「後で通知する」にするだけ!簡単でしょ?


あとは来年にも同時期にセールをやってくれますので、そのときにまたオンラインコードを購入すれば、毎年これで更新オッケーです。

注意してチェックしてますと、サイバーマンデーとかには30%オフのセールなんかもされますし、1日限定で48%オフなんてセールもw

このオンラインコード、実は期限がないので、でかい値引きセールを見つけたら即買っちゃうとええですよ

てゆーか、俺はこれで毎年更新してたり笑

プログラミングを好きになる入り口になるかも? 厚切りジェイソンがEテレでプログラムを教える番組に出演


いきなりですが、問題です。
日本にプログラマー、と呼ばれる職に就いている人はどれだけいるでしょう?
(※2010年国勢調査による)


  1. 7万5,900人
  2. 29万2,000人
  3. 86万3,000人
  4. 149万4,130人
  5. 221万5,810人


4択です!
答えは↓にありますので、画面をスクロールする前に決めてから読み進めてくださいまし

どーせ、あてずっぽうですからw





さぁ、答えは決まりましたか?

ソフトウェア技術者はまるで足りない

経済産業省のIT人材を巡る現状について(データ編)に、こんなグラフがあります。


を、なんだよ結構いるじゃん!
とか思います?

これ、IT業界全体のグラフであって、そのうちのプログラミングをできる技術者の人数ではないんです。

平成22年国勢調査抽出速報集計によれば、いわゆるプログラマーに相当する「プログラミング作成者」は、29万2000人しかいないのです。


さっきの質問の答えは、2が正解で~す! ....当たりました?


同年の国勢調査では、日本の就業者は5,960万7,700人。日本の就業者全体の0.5%にも満たない規模です。
↑のグラフにある「広義のIT技術者」の中でも、わずか24%に過ぎません。

もちろん、サーバーを管理する技術者、ネットワークを組める技術者も当然必要なのですが、そのシステム上で動かすプログラムを書ける技術者は、たったのこれだけしかいないのです。

では、IT業界の経済規模ってどんくらいなんでしょう?


名目GDPに占める、情報通信産業の比率は、なんと8%!

広義のIT技術者全体でも就業者の2%しかいないのに、GDPを8%も稼ぎだす、高付加価値産業なんですが、とても人材が不足しまくっているのです。

これって由々しき事態ですよね。

義務教育でプログラムを必修にするも...内容しょぼすぎw

もちろん、政府も対策に動いています。

2010年代中に1人1台の情報端末による教育の本格展開に向けた方策 を整理し、推進するとともに、デジタル教材の開発や教員の指導力の 向上に関する取組みを進め、双方向型の教育やグローバルな遠隔教育など、新しい学びへの授業革新を推進する。また、来年度中に産学官連携による実践的 IT人材を継続的に育成するための仕組みを構築し、義務教育段階からのプログラミング教育等のIT教育を推進する。

成長戦略の一環として、2012年から中学の技術家庭で「プログラムによる計測・制御」が必修にはなっていますが.....先生が対応できないもんだから、さっぱり進んでいません

そりゃそうですよね。
自分が昨日まで知りもしなかったもんを、いきなり教えろなんて言われても、ムリありまくりっすよ。

正直なところ、義務教育で教えても、あんま意味はないのかなー、とも思います。
別に受験科目でもないし、教える側もあまり熱心にもなれない。

俺も小学生のときに、おじさんからパソコンをもらって、いじり倒したおかげで、プログラムっていうものは独学でしか習ったことはありませんが、今じゃ普通にアプリとかシステムとか作れちゃいます。

好きになって、ハマれば、わざわざ学校で教えなくても勝手に身に付けます

ポケモンとか妖怪ウォッチを教えないじゃないですか?
好きなら、子どもは勝手に覚えるもんです。

好きになる入り口は、身近なものでいい

学校教育で教えてくれることって、「楽しさ」があんまりないですよね?
なんかこう、ワクワク感がない。

まぁ、人によっては違うかもしれまへんが、メディアの影響ってデカいです。
ポケモンとか、プリキュアとか、妖怪ウォッチとか。み~んなテレビです。

普段接する機会の大きいメディアで、何か面白そうなことをやってれば、ハマってみたくなりやすいです

そんな好きになる機会になるかも?な番組がなんとEテレで放送されることに!



『Why!?プログラミング』(3月21~25日 後3:30)

春休み期間を狙った、短期の番組ですけれど、これはなかなか攻めてますね~。
さすが、定額収入のあるチャンネルは面白いことをしてくれます。

IT企業の役員でもあるお笑い芸人、厚切りジェイソン(@atsugirijason)が登場して、プログラミングで世界を救うというストーリー。

小学生とかに向けて、いい入り口になりそうな気もするので、こういうテレビやマンガといったメディアから、子ども向けのプログラミング学習の機会を提供していけたら、いろいろ面白いことができそうですねー。

ちなみに、こっそりいろいろ企んでますが、ないしょですw

なんか面白いことがどんどん起きる予感がします。
いっちょ仕掛けていきましょー!

絶対に成功する企画をつくるために外せない3つのポイント


企画ってほんと奥が深いです。

新商品やイベント、テレビ番組、新人アイドルのプロモーション。
ありとあらゆる場面で、企画力というものは、非常に重要です

これは、ビジネスの世界に限るものではなく、日常生活の中でもバレンタインのお返しをどうしよう?とか、誕生パーティーをサプライズでやりたいんだけど?とか、いろんな場面で企画は重要になります。

企画を立てる上で、最も重要なポイントは次の3つです!

ポイント1 どこが新しいか?

ビジネスの企画では、まずもって新規性があることが求められます。
とーぜんですよね?

新しい方が、お客さんにもウケそうだし、目新しさがあるだけで、手にとって見たくなりますもん。
プロの仕事をするうえで、これのあるなしで成果は劇的に変わります


「それができたら苦労しないよ!」

はい、そうですね。そのとおりです。
ポイント1なのに、かなり高い難易度です笑

でも、企画のキモって、やっぱり新規性の有無なんです

そうした新規性・独自性を打ち出すために、さまざまなテクニックも存在します。

たとえば掛け算。
「アイドル×鉄道オタク」「お笑い芸人×IT企業役員」みたいに、既存のものを掛け合わせることで、まったく新しい物を創りだしちゃうやり方です。

これ2つを同時に持ってる人いないよね。そう言わせることができちゃうものって、意外とあるもんです。

ポイント2 それで誰かを幸せにするか?

このブログでも、しょっちゅう論じていますけど、この世に存在するすべての仕事は誰かを幸せにしてなんぼです。

誰も喜ばせることができない、そんな事業に存在価値はありまへん。

企画するうえで、最初に想像すべきものって、やっぱり誰を喜ばせたいのか? その人はどんな顔で笑ってくれるのか?なんですよね。

笑顔が見えた時点で、その企画はもう成功したようなもんです。
後はそれをどう現実に落とし込んでいくか、というだけ。

実にシンプルです。

誰を、どんなふうに幸せにしたいのか。
どうしたら喜んでくれるのか。

そこからスタートすれば、自ずと答えは見えてきます。

ポイント3 誰よりも自分が楽しいか?

そして、もっとも重要なポイントが、これ!

自分がワクワクするか?
ポイント1と2は、正直なくてもどうにかなりますが、楽しくないと絶対に成功しません

そりゃそうですよね。
自分が楽しくないのに、どうやって人を楽しくできるんでしょ?

最後までやり抜くには、やっぱり楽しくないと続きません。
まずは、自分が全力で楽しくなるような企画をすることがスタートです

そう、企画を立てるときに外せないこの3ちのポイント。
実は最後から逆順に考えていくと、うまくいきやすいです。

自分で何かを企画するときは、必ず


  1. 面白そうなことを思いつき
  2. それで誰を喜ばせるかを考えて
  3. 新しい要素を付加していく


っていうやり方をしています。
この考え方ができるだけで、すご~くワクワク感が高まります。

もちろん3つぜんぶ揃っている必要はありません。もちろんあるに越したことはありませんが笑
優先順位は、面白そうなことを思いつくところから順番です。

これができると、めちゃ楽しくなりますよ?
お試しあれ~。

年200本飲む俺の最愛ワインはシャトー・モン・ペラ!


ここだけの話ですが、実はワイン好きなんです

え? もうバレてます??w
まぁね、ブログに「ワイン」なんてカテゴリを設けてる暇人そんな居ませんもんね笑

そんなワケで、以前勘定してみたら、年間200本くらいワインを飲んでいるらしいのです。
はい、飲み過ぎですねw

そんなワインラヴァーの最愛ワインを紹介したいと思いますよー。
シャトー・モン・ペラです。


5大シャトーにも負けない実力を備える最強のワイン


フランスのプルミエール・コート・ド・ボルドーのデスパーニュ家になる作品。

シャトーとしての歴史は古く、1864年のガイドブックにもその名を見ることができるほどですが、評価はそれほど高くありませんでした。

白ワイン産地として評価の高い、アントル・ドゥー・メールに隣接している地区なので、テロワールは悪くないんでしょうが、長らく鳴かず飛ばずの時を過ごしています。

そのアントル・ドゥー・メールで10代にわたってワインづくりをしてきたデスパーニュ家によって1998年に買収されてから、わずか数年でこのシャトーは大化けします。

デスパーニュ家は、ポテンシャルは高いけれどそれを活かしきれていない畑を見つけ、ハイクオリティのワインを作る、という目線で作品を作り続けています

2001年には、ドイツのワイン専門誌ヴァインレーゼで、シャトー・ラフィット・ロスチャイルド、シャトー・マルゴーの92点より高い、94点と評価されトップを取ったことはあまりにも有名ですね。

けど、日本での人気に火が付いたのは、何と言っても「神の雫」に登場したことが大きいでしょうね。

高評価なのに、低価格の最強コスパ!

こんなに高評価を獲れば、普通は市場価格も上がるもんなんですが、デスパーニュ家は「ポリシーに反するから」って値上げしません。

5大シャトー並みのワインが、為替レートにもよりますが、2千円代後半くらいで買えちゃいます

あまりのコスパに、しょっちゅう木箱で買ってしまうほどw


テイスティングしてみると分かる

今回飲んだのは、2006年。
難しいとされるヴィンテージですが、さすがはデスパーニュ家。素晴らしい作品をつくってくれています。

モン・ペラは、比較的若いヴィンテージで楽しめますが、5年や10年は熟成できるだけの高いポテンシャルを持っているのが特徴です


抜栓してみると、コルクにしっかりと色が。
長期熟成した証です。


色は美しいガーネット。
透明感のある色合いに加えて、古酒ならではのエッジの立ち方がきれいですね〜。

完熟した果実のアロマが素晴らしい。

タンニンも柔らかく、非常に深みがあります。
今回のは10年に及ぶ熟成を経ていますが、出荷直後のヴィンテージでも、十分すぎるほど素晴らしい作品です。

はっきり言ってこれを飲まずに、ワインを語らないでもらいたい

ガチで箱買いしていただきたい。
そんな最愛の一本です。




【起業論②】今を生きる、今の自分だからこそできること


天の時を得る。
こう言うと、なんのこっちゃ?っていう感じになりますが、要はタイミングを活かす!ということが事業を起こす際には、非常に大きなポイントになります。

いくら優れたプロダクトであっても、マーケットがそれを望んでいない、あるいは時期を逸したときに市場へ投入しても売れまへんよね、というお話です。

寒さに震えている人に世界で一番美味しいアイスクリームは売れるか?


まぁ、普通に考えても無理ゲーですよね笑

どうしてもその人に売りたければ、まずは寒さをどうにかしてあげないことには、売れません。
世界一おいしいアイスクリームを持っているなら、もっと売るのに相応しい時がありますよねw

これがポイントです。

そしてこの「時」は季節や時間だけじゃありません。「今」というこの時代背景も指します

今、皆さんはこの文章をスマホで読んでますよね?
そう、例えばスマートフォンが普及したからこそ、SNSはこんなに流行っているワケです。

スマートフォンの普及にもいくつかの「時」を待たなくてはなりませんでした。
ケータイにカメラが付いて、それで写真を撮り、友だちに送信して共有するという文化が定着したことが一つ。
そして携帯電話の通信網が高速になったことも普及に拍車をかけました。

いかな天才スティーブ・ジョブズといえども、こうした様々な環境が整っていなければ、iPhoneはこんなに売れなかったでしょうし、スマートフォンの普及もまた進まなかったことでしょう。

どんなビジネスでも、天の時が得られなければ、うまくいかないんです

今だからそこできることがある

スマートフォンなどの情報革命。
少子高齢社会の到来。
地球温暖化。
持続可能な社会への要請。
世界を席捲しつつあるフィンテックの登場。

今という時代だからこそできることは、山ほどあります
人生を生きてきて、経験を積み重ねた、今の自分にしかできないこともたくさんあります

あなたの果たすべき使命は、もうそこにあるのです。


起業論の他シリーズはこちらをどうぞ


イケてる地方は多様な価値観を受け入れ、イケてない地方は排除する


あなたの住んでる地方、イケてますか?
世の中には、星の数ほど地方がありますけれど、キラキラ輝くイケてる地方と、そうじゃない地方があります
先日書いた↓のエントリーが、なんかむやみと反響がありましたんで、なぜそんなに違うのか、ちょっと深掘りしてみようかと思います。

人口減の本当の原因は、若者の暮らしにくさだ

息苦しさの正体は同調圧力

多様性。
クラスタ化とか、タコツボ化、なんても言ったりしますが、多様な価値観を持った多数の人が、それぞれの個人であったり、価値観の合う仲間とグループを形成する社会へと、変容を遂げています

会社であったり、住んでいる地域の自治会であったり、趣味のサークル、飲み仲間、SNSでフォローしている自分のタイムライン。
これらすべてが、何らかの価値観に基いて形成された、人間関係というプラットフォームなワケです。

高度成長期くらいまでは、こうしたプラットフォームは、多様ではありませんでしたが、現代社会においては、多層に渡るレイヤーが複雑に重なりあって、プラットフォームを形成しています

そう、まるでミルフィーユのように。


画像テロ終了w

それぞれのプラットフォームにおいては、内部で共有する価値観が必ずあります。
何らかの価値観に基いて結びつくコミュニティであることから、その価値観による同調圧力が働くケースがよくあるのは、当然の帰結でしょう。

「この人たちといると、合わないな...」なんて感じるのは、この価値観の同調圧力です

自分が合わないと感じるレイヤーに所属していて、なんか違和感を感じたりするのは、基本的にこれが原因であることが非常に多いです。

地方の自治会なんかで、活動が停滞してたりするところって、この同調圧力が高すぎる人やグループがいたりして、めんどくさかったりして人が集まらなくなっている。な〜んて話も聞きます。

価値観なんてつまらないものの共有を強いるがために、自分のレイヤーを殺そうとしてるってことに気づけない

イケてない地域は、こうやってどんどんイケてなくなるのです

この社会のレイヤー化については、↓がなかなかよくまとまってますので、オススメです。


個を大切にする地方は暮らしやすい

それでは、イケてる地方は、何が良いんでしょう?
大きく異なるのは、若者・よそ者・バカモノに対しての寛容さです

まちづくりには、この「若者・よそ者・バカモノ」が不可欠だと言われています。
若者は、固定概念にとらわれない。
よそ者は、過去の経緯だとかやり方を知らない。
そしてバカモノは枠組みに収まらない。

固定概念がなく、過去にとらわれず、枠にはまらない。そんな人材抜きでは、地域は変われません。
そうした多様な人材、ひいては多様な価値観に対しての寛容であるかどうかが、イケてる地方になれるかどうかの鍵なのです

若い連中が発案しても、高齢の役員が「昔からのならわしはこうだから」な〜んて言って反対したら、そりゃやる気なくなります。自分のやりたいことを求めて、外のレイヤーへ行っちゃうのも無理ありません。

寛容であるか否かというのは、無関心かどうかってことじゃありません。認めて、自由にやるところを見守ってあげるってことです

イケてる地方は、これが自然とできてます。

もういっぺん聞きます。
あなたの住んでる地方、イケてますか?

【起業論①】仕事の本質は、人を幸せにして自分も幸せになること


先日、ローカルベンチャースクールの準備クラスにオブザーバーで参加してみて、いろいろ思うところがあったので、書いてみた↓のエントリーが、なにやらほどほどアクセスをいただいているので、何回かのシリーズでちょっと起業論でも書いてみましょうか。

【潜入してみた】ローカルベンチャースクール準備クラス第7回で、可能性と志を感じまくってきたよ!

起業は目的ではなくただの結果

「起業したいんです!」

こんなプロジェクトとかやってると、目をキラキラさせながら夢を語る人に会うことがよくありますが、そういう子らに、必ず問いかけることにしてる言葉があります。

「で、何したいの?」

アタマから冷水をぶっかけるような質問ですが、ここでビジネスプランを出してくる子はオッケーです。
もちろん中身はスカスカなのが普通なんで、質問を繰り返してブラッシュアップしていかないといけませんけどね。

いちばんあかんパターンは「何かで起業したい」っていう起業じたいを目的にしてる子です

そんなバカな! とか思うでしょ?
よくいるんです、こういう子が笑

起業してる自分が好きなのか、まぁ、そこは別にどうでもええのです。
ビジネスにおいて、起業はあくまで手段の一つでしかありません

目的を達成するために、結果として起業しちゃった、てへぺろ(・ω<)
くらいのノリで理解してもらえば、ええのです。

誰かを幸せにして、対価をもらうのがビジネス

では、ビジネスを行う目的って一体何でしょう?

金儲け? 違います。カネはあくまで後からついてくるものであって、それ自体は目的でもなんでもありません。

ビジネスとは、誰かに喜んでもらう行為に他なりません

お客さんを幸せにして、その対価をお金という形で受け取ってるだけです。

提供サービス 顧客の幸せ
マッサージ カラダの調子が良くなった!
カラオケ 歌って気持ち良くなった!
マンガ 面白い!

全てのビジネスを組み立てるに当たって、この視点を忘れてはいけないのですが、意外と置き去りにされがちです。


そう、これなんですよ。
この視点が割とよく抜け落ちている人がめちゃ多いです。

先ほどの起業したい子たちに決まってかける言葉その2です。

「なぜお客さんは、あなたの商品にお金を出してくれるんですか?」
この問い掛けに答えられる子は、そういません。

「この資源を活かしたいと思って....」
「これをみんなに体験してもらいたいから....」

なんていうのがザラですね。

この資源は他にはない→だから顧客は買う
そんなんじゃ集客は上手く行きませんよ。

「なぜお客さんは、あなたの商品にお金を出してくれるんですか?」=「あなたはどうやって顧客を幸せにするんですか?」

っていうことなんです。
お客さんが喜んでくれれば、自分も幸せになれます。お客さんを幸せにすることで、対価をいただく。それがビジネスです

自分のビジネスと、もう一度向き合ってみたい方。
ますは↓なんてどうでしょう?



起業論の他シリーズはこちらをどうぞ


人口減の本当の原因は、若者の暮らしにくさだ


地方創生やら地方移住がブーム!なんて話もありますが、めちゃイケてて人口減少が止まったりしてる地域と、さっぱりうまく行かなくて、なることなすこと裏目に出てる残念な地域と二極化し始めています。


果たして、ここには、何の違いがあるのでしょう?

外から呼び込む、という視点

割と真っ先に思い付いて、手をつけるのが移住者の呼び込みですが、何げにめちゃハードルが高かったりします。

なにしろ、縁もゆかりもない人を引っ張ってきて、住んでもらおうって言うんですから、普通に考えたら、無理ゲーですよ笑

この無理ゲー感をどうにかしようと、総務省は地域おこし協力隊なんて制度とかを作ってるワケです。


1人年間400万円(給与+活動費)を最大3年間国が面倒みてくれる、腹が立つほど有利な条件なんですが、「募集しても人が来ない!」と悲鳴をあげてるとこが非常に多いです。

それもそのはず。「なりたい人」の母数と「呼びたい地域」の母数を比較すれば、圧倒的に前者が少ないのは明白ですもん。

呼びたい側からすると、めちゃレッドオーシャンです。一方で、なりたい側としては、超ブルーオーシャン。よりどりみどりで選び放題っすよ。

なぜ、その地域に行かなければならないのか、そこに行けばどんなフィールドがあって、どんなメリットがあるのか、という最低限のポイントの提示もなしに来てくれっていうのは、ちょっと無理があります。

てゆーか、それ以前にもっと大きな問題もあります。
そう、地元にいる人が居着かないで外に出てるのに、自分のとこに来てくれなんて言うのは変ですよね?笑

外に出ていく人、という視点

これ、結構でかい課題なんですが、ここを履き違えてる自治体がむちゃくちゃ多いです。
地元の人が、そこに居着かずに外に出て行く。

そんなとこに、なんで人が移住してくれるのか?
まずは、首長さんのお子さんどこに住んでますか?って小一時間問い詰めたい

ひとんちの息子や娘には「自分とこに移住してくれ!でもウチの子らは外に出てるけどね!!」なんて言って来てくれるんですかい笑

そういうイケてない地方って、暮らしにくいんですよ、若者にとってね

暮らしにくい。いろんな面でです。
仕事であったり、人の閉鎖性であったり、子育ての面であったり、住居の面であったり。

「ウチは子育て環境がいいから移住してください」
なんて口先だけで言ってもしゃ〜ないんです。

実際に移住者どんくらいいるんですか?
どんな仕事があるんですか?
そういう人たちのコミュニティあるんですか?
っていう方がよっぽど大事なんです。

自分でそこをすべて切り拓ける人は、とっくに自分でどうにかしてます。
そういう人はほっといても、自分で好きなとこを見つけて移住してくれます。

そういう人は、むしろ何か施策を打ったからといって来てくれる人種じゃありませんので、何かやるだけ無駄です。

結局のところ、住んでる人にとっていい場所って、住みやすい・暮らしやすい地域なんですよ。

そういう地域からは、若い人も出て行きませんし、外からも移住してくれます。

結論:年寄りは移住政策に口出しすんな

今の移住政策って、どこの自治体でもずぅ〜っとそこに住んでる高齢の幹部職員とかが決めてたりするのが普通ですよね。

価値観が多様化して、働き方も暮らし方も多様化してるのに、アタマの中身が昔のまんまで凝り固まってる人らの勝手な思い込みで、みんな決めてるワケです

「子育て支援をすれば若い夫婦が移住してくれるに違いない」
「ウチど田舎だけど都市に近いから、そっち側に住宅団地を造成すれば移住してくれるに違いない」
「通勤にかかるガソリン代を補助したら移住してくれるに違いない」

↑これ…ギャグだと思います?
マジでリアルにこういう議論をしてたりするんですよ。

「やりたい仕事ないから住みません」
「ここには自分の考えを実現できる場所がありません」

な〜んて言われたら、アウトですやん笑
建前とか、ギャグならまだしも、クソ真面目に的はずれなことをやってる地域は、どんどんイケてない地域になっていきます

これみんな悪意じゃなく、本気の善意でやってるので、始末におえんのですw
もうね、そういうことは幹部職員から取り上げて、若い連中とか、面白いことやってるやってる連中に任せばいいんです

よそ者、若者、そしてバカモノ。
地域を良くするには、この3つが不可欠だと言われてますよね。

これらに対して、寛容であるか否か。
全てはここです。

移住をお考えの皆さん。
いきなり引っ越しちゃう人もいると聞きますが、まずは滞在者として候補地を見てみるといいですよ。

特にこの3つに対して寛容であるか否か。
これ結構でかいですよ〜?

18歳選挙は、この国の形を変えることができるのか?


あまり巷で話題になっていない、18歳選挙ですが、選挙を管轄する総務省としては、なんとか話題にしてもらおうと広瀬すずちゃんをキャンペーンモデルにしたり、いろいろ頑張ってるようですが、効果はイマイチでした。

この18歳選挙周知キャンペーンの一環として行われている、総務省の「俺の妹が18歳選挙キャンペーンモデルになるわけがない」が、何やらプチ炎上して、良い感じに広がってます笑



ラノベ原作でアニメ化もされたツンデレ妹と兄の物語で、まぁまぁ面白いです。
原作は読んだことありませんがw

総務省の必死さやキャンペーンの是非はともかく、18歳選挙について、ちょいと考えさせられたので、共有です。

で、なんで18歳選挙なの?

総務省の18歳選挙のサイトでは、こう説明されています。

今回,選挙権年齢が満 20 歳以上から,満 18 歳以上に引き下げられました。
これは,皆さんが,様々なメディアを通じ多様な情報に接し,自分の考えを育んできた世代であり,また,少子高齢化の進む日本で未来の日本に生きていく世代であることから,現在,また,未来の日本の在り方を決める政治に関与してもらいたいという意図があるのです。
なお,世界的にみると,18歳までに選挙権が認められている国は全体の約 92%であり,今回の引下げは世界の流れにも沿ったものとも言えます。

めちゃ建前チックですね~笑
ホンネのところは、こっちが理由でしょう。


この悲惨な数字が、対策の必要性を促しているじゃろうなー、というのは分かりますね。
国政選挙・地方選挙を問わず、選挙の投票率は、年代が上がるごとに下がる傾向にあります。

20歳代は、なんと32%。3人に1人しか投票に行っていません

選挙の重要性を認識してない20歳代は、投票には行きません。
ところが、30歳代になると、概ね10%くらい向上しているのです。

  20歳代 30歳代 投票率変化
S42→S51 66% 77% +11%
S51→S61 63% 72% +9%
H15→H26 35% 42% +7%

昭和42年以降のデータを見てみますと、20歳代の投票率は66%。そのほぼ10年後の昭和51年の30歳代は、77%。いくらかは向上するんですが、この投票率の伸び率が年々低くなってきています

18歳選挙にすることで、この数字をどうにかしたい。
っていうのが、総務省の事務方のホンネなんじゃないでしょうか。

有権者、すなわち政治の当事者に早くなってもらうことで、政治に対する意識を上げ、投票行動に結びつけてもらいたい

そんな思いが見え隠れします。

で、うまくいくの?

正直なところ、このままでは難しいでしょう

ことしから解禁になる、ということで去年の後半くらいから高校における有権者教育なるものに力を入れ始めましたが、まぁ、遅いっすよね。

それがゆえの


とかに走っちゃうんでしょうけれど。

なぜ若い世代でこれほどまでに低くなったのか、ということを考えないといかんのです

さきほどの表を見れば分かりますが、昭和42年と平成26年を比較すると、ほぼ全ての世代で投票率は低下していますが、20歳代の低下率だけが、突出しています

なにしろ、他の年代は10数パーセントくらいなのに大して、20歳代だけ半減なのです。
完全にひとり負けです。

選挙に行かない理由は忙しいから



東京都の選挙管理委員会の調査によると、↑のような感じになっています。

これって結構深刻ですよね。
参政権、っていう国民の持っている最大の権利の一つを、たかが仕事が忙しいっていう理由で放棄しちゃってます。

さらには、政治や選挙に関心がない、自分が投票しなくても結果に影響がない、なんてのも。
これ、あんまりです。

18歳選挙にしたところで、この傾向はおそらく変わらないでしょう。
むしろ悪化するおそれすらあります。

投票日がセンター試験とかにぶち当たったらどうでしょう?
確実に投票行きませんよ笑

参議院選挙なんて7月です。運動部なら、完全に夏の大会とかにブチ当たります
1回戦負けとかのチームなら、もう引退してるかもですがw

18歳の投票行動に結びつけてもらうには、相当のバックアップをしないことには、無理ゲーです。

てゆーか、普通にネット投票でいいだろ

ネット選挙解禁!っていう話が2013年に一時ブームになりましたが、あっという間に収束しました。

インターネット選挙運動の解禁に関する情報


ネット選挙って言っても、ネット選挙「運動」解禁であって、投票はあくまでも従来通り投票所に行かないとできません。

郵送されてきた選挙の入場券を持参するだけで、リアル投票所では本人確認も何もしてないザル状態なのに、なぜかネット投票には、とんでもなく高レベルのなりすまし対策が必要だからできない!っていう謎の理由で解禁されません。

いまどきのスマートフォンにゃ指紋認証とか付いてるワケですよ?
他人に触られないように、めっちゃセキュリティかけてるのに、なぜか国はやりたがらない。

普通に考えて、若い人や仕事で忙しくて、投票所に行けない!って言ってる人がいるのなら、ネット投票を解禁したらいいじゃんとか思います。

何も全面的にネット投票に移行しろっていうワケじゃありません。リアル投票所と、ネット投票と2つやったらいいじゃん?って思いますよね?普通

様々なメディアを通じ多様な情報に接し,自分の考えを育んできた世代であり,また,少子高齢化の進む日本で未来の日本に生きていく世代であることから,現在,また,未来の日本の在り方を決める政治に関与してもらいたいという意図があるのです。

様々なメディアに、ネットに触れてきているデジタルネイティブ世代です。その子らに投票してもらいたければ、ネット選挙・ネット投票ですよ。
18歳選挙って言ってるのと、えらい矛盾します。

なんか変ですよね?

iPhoneがWi-Fiにつながらない?ときの対処法まとめ


ゆうべのことです。

「あれ、iPhoneがWi-Fiにつながらない?」

帰宅して、家のWi-Fi環境下でAmazonプライム・フォトへ写真をアップロードしようとしたら、iPhoneのWi-Fiアンテナ表示が、


なぜか4Gの状態に。
これはおかしいと思いましたが、


画面上は、家のSSIDが表示され、無線はつかんでいる状態です。
これは、何かおかしいな、ということでいろいろググってみたんですが、同じようにiPhoneがWi-Fiに接続できないことに類する情報を見つけられなくて自力で調査したので、その顛末を共有です。

まずはルーターが正常かどうか確認する

皆さんご存知のとおり、iPhoneはWi-Fiに接続していても、そのネットワークからインターネットに出ていけない状態にあるときは、これと同じ表示になりますよね?

Wi-Fiに接続はしていても、ルーターから先のネットワークにどこか異常があるので、こんな表示になっている、と考えられます。

我が家のルーターは↑ですが、まずはこいつから調査。
何らかの理由で、ルーターがハングアップするのはよくあることです。

まずは、ルーターを再起動
単にコンセントを抜くだけですがw

待つこと数分。

再起動して、正常にネットワークは動作しているようだけれど、表示は相変わらず


のまま。
というワケで、どうやらルーターではないことが分かりました。

ルーターがつながっているフレッツ光のONUを確認

Wi-Fiルーターは無事だったので、そうすると次に怪しいのは、光回線につながっている大本の回線終端装置(ONU)が怪しくなります。


こーゆー↑やつです。
ONUも、ときどきフリーズしたりすることはあります。
異常なときは、ランプの点灯の仕方が変だったりするのですが、今回は見たところいつもと変わらなさそう。

なんか違いそうだなー、と思いながら先ほどと同じようにコンセント抜き差しでONUを再起動

待つこと数分。
LEDランプが正常に点滅して、フレッツネットワークに接続できたっぽい。


けれど、表示は変わらず。
をやー?

ネットワークが原因じゃないならiPhoneを疑う

なるほど、どうやらネットワークは問題ないようだ。
調べてみたら、Macはネットワークに接続できる。

となると、原因はiPhoneにある?
こんどは、iPhoneを再起動

ドキドキしながら、待つことまたまた数分。


やったぜ!復活や!!
うーん、こういう現象は、はじめて体験しました。

iPhoneも、ときどきは再起動した方がいいみたいですね!
なにかの際の参考になれば、幸いです。

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