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イケてる地方は多様な価値観を受け入れ、イケてない地方は排除する


あなたの住んでる地方、イケてますか?
世の中には、星の数ほど地方がありますけれど、キラキラ輝くイケてる地方と、そうじゃない地方があります
先日書いた↓のエントリーが、なんかむやみと反響がありましたんで、なぜそんなに違うのか、ちょっと深掘りしてみようかと思います。

人口減の本当の原因は、若者の暮らしにくさだ

息苦しさの正体は同調圧力

多様性。
クラスタ化とか、タコツボ化、なんても言ったりしますが、多様な価値観を持った多数の人が、それぞれの個人であったり、価値観の合う仲間とグループを形成する社会へと、変容を遂げています

会社であったり、住んでいる地域の自治会であったり、趣味のサークル、飲み仲間、SNSでフォローしている自分のタイムライン。
これらすべてが、何らかの価値観に基いて形成された、人間関係というプラットフォームなワケです。

高度成長期くらいまでは、こうしたプラットフォームは、多様ではありませんでしたが、現代社会においては、多層に渡るレイヤーが複雑に重なりあって、プラットフォームを形成しています

そう、まるでミルフィーユのように。


画像テロ終了w

それぞれのプラットフォームにおいては、内部で共有する価値観が必ずあります。
何らかの価値観に基いて結びつくコミュニティであることから、その価値観による同調圧力が働くケースがよくあるのは、当然の帰結でしょう。

「この人たちといると、合わないな...」なんて感じるのは、この価値観の同調圧力です

自分が合わないと感じるレイヤーに所属していて、なんか違和感を感じたりするのは、基本的にこれが原因であることが非常に多いです。

地方の自治会なんかで、活動が停滞してたりするところって、この同調圧力が高すぎる人やグループがいたりして、めんどくさかったりして人が集まらなくなっている。な〜んて話も聞きます。

価値観なんてつまらないものの共有を強いるがために、自分のレイヤーを殺そうとしてるってことに気づけない

イケてない地域は、こうやってどんどんイケてなくなるのです

この社会のレイヤー化については、↓がなかなかよくまとまってますので、オススメです。


個を大切にする地方は暮らしやすい

それでは、イケてる地方は、何が良いんでしょう?
大きく異なるのは、若者・よそ者・バカモノに対しての寛容さです

まちづくりには、この「若者・よそ者・バカモノ」が不可欠だと言われています。
若者は、固定概念にとらわれない。
よそ者は、過去の経緯だとかやり方を知らない。
そしてバカモノは枠組みに収まらない。

固定概念がなく、過去にとらわれず、枠にはまらない。そんな人材抜きでは、地域は変われません。
そうした多様な人材、ひいては多様な価値観に対しての寛容であるかどうかが、イケてる地方になれるかどうかの鍵なのです

若い連中が発案しても、高齢の役員が「昔からのならわしはこうだから」な〜んて言って反対したら、そりゃやる気なくなります。自分のやりたいことを求めて、外のレイヤーへ行っちゃうのも無理ありません。

寛容であるか否かというのは、無関心かどうかってことじゃありません。認めて、自由にやるところを見守ってあげるってことです

イケてる地方は、これが自然とできてます。

もういっぺん聞きます。
あなたの住んでる地方、イケてますか?

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