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ソフトバンクはApple Watchが「2001年のiPod」であることに気づいているのか?


Apple Watch。
geek界隈では話題騒然ですが、果たしてどの程度売れるんでしょう?


Apple Watch「購入したい」10%に届かず--MMD研究所調べ

こんな調査結果もあるようですが、とりあえず予約注文はかなりの個数になってるようで、公式サイトでの納品時期が7月とかになっているモデルもあります。


ソフトバンク、「Apple Watch」を世界のキャリアで“唯一”販売へ--割賦も適用

そんな中で、世界の携帯キャリアの中で、ソフトバンクだけがApple Watchを販売することを発表。
ソフトバンク銀座、表参道両店で取り扱い、割賦販売もするというのですが、このApple WatchってBluetoothでiPhoneと接続するので、携帯回線は直接必要ありません


携帯キャリアなのに、他キャリアのiPhoneにも使えるものを売ろうというのですが、いったいどういうことなのでしょう?


Apple Watchは「2001年のiPod」


佐々木俊直氏のメルマガVOL.337の中で、氏は次のように指摘しています。
 iPodが出てきたとき、多くの人は「これまでにもたくさんあったMP3プレーヤーの焼き直しじゃないか」「なにも新しくない」とこき下ろしました。しかしiPodはその後、音楽配信サービスを構築し、そして最終的にはiPhoneという驚くべき後継製品を生み出しています。
 だとすれば、いまのアップルウォッチが「興味がない」「値段が高い」「新しくない」と酷評されているとしても、いったいその先に何がやってくるのかをもう少しみてからでなければ、判断はできないということになるでしょう。
 iPodがiPhoneを生みだしたように、アップルウォッチはまだ見ぬ製品「X」をこれから生みだしていくのかもしれません。それがいったいどんなものになるのかは、まだ誰も予測できていないのですが。
現在のApple Watchがまさにこれ
まるでiPodが発表された直後のような感じ

当時はHDDの市場価格よりもiPodが安かったので、バラして中身のHDDを抜いて使うとか、今思えばアホみたいなことをやってる人もいましたが、その先に生まれたのが、iPhoneだったワケです。

iPodを使うには、WindowsよりMacのほうが便利でした。
iTunesも意図的にWindows版の速度を落としてるのかと疑うくらい遅かったし(笑)

iPhoneも、WindowsよりMacの方が使いやすいという特性は変わらず、Macのセールスを大幅に引き上げるのに貢献したと言われています。

これと同じことが、Apple WatchとiPhoneの間でも起きるんじゃないかと考えています

Apple Watchを使うには、iPhoneじゃないとイケない。
この時点でAndroidとの大きな差別化に成功します。

もちろんウェアラブルを普及させるための第一歩という位置付けのプロダクトであることは疑いありませんが、Apple Watch欲しさにiPhoneを買う人が間違いなく出てくるでしょう。

ソフトバンクの戦略はここにあるのではないでしょうか。

確実に併売してくるでしょう。

SIMフリーになって、ソフトバンクの回線を使わなくなる。
そういうユーザーをつなぎ止めるために、Apple Watchを使ってくると考えられます。
併売して、割賦契約期間を伸ばすとか、いろんな手を考えてることでしょう。

そこまで見据えている、見えているのは、おそらく世界のキャリアで孫社長だけです。
ソフトバンクだけが販売するあたりが、その証左です。

2001年に、iPodがこんなに大化けするなんて誰も想像できませんでした

さて、今後のビジネス展開がどうなるのか、楽しみなところです。

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