組織の中で生きてると、つまらない人間関係の争いごとがたくさんある。
内部での権力闘争だったり、外部から足をすくおうとしたり、さまざまなパターンはあれど、どれも相手にした方の負け、という構図は共通している。
面白いもので、たいがいの組織はこの宿命からは逃れられない。新進気鋭のベンチャー企業でさえ、草創期から拡大期くらいに入って人が増えてくると、組織内部でのプレゼンスを高めたりとか、つまんないことに腐心しないとやりたいこともできなくなったりする、というお話をよく聞きます。
組織と人は、不可分のものです。
けれども、よく勘違いされがちなのですが、組織があっての人があるのではなく、人があって組織がある、という点です。
組織はなくても、人は生きられますが、人がなくして組織は成り立ちえない。
組織がもっとも大事にすべきなのは、人なのです。
内部の主導権争いや外部からの揚げ足取りで干されたり、追放されたりするといった、人を大事にしない姿勢を見せると、中にいる他の人も明日は我が身と萎縮するだけです。
そんな組織で、活躍できるはずもなく、デキる人から順に去っていく。
よくあるダメな末路をたどることになります。
どんな組織であっても、人を大切にしないと、普通にダメになります。
もしも、あなたの関わっている組織がこんな状況なら、さっさと距離を置くことをオススメします、というお話です。
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