地方創生って、なんだかもう聞き飽きた感がありますけど、現実の問題として頑張ればどうにかなるレベルのところはたくさんありますが、その頑張りが不足しています。
不足しているからこそ、人口減少になっているワケですし。
特に問題なのが、景気対策の名のもとで、地方にカネを配りすぎて、田舎に行けば行くほど、それ頼みのところが多すぎて、それなしには地域経済が回らない、なんてとこもかなりあります。
従来パターンの公共事業や企業誘致に頼らずに、創意工夫に富み具体的なターゲットを示すことのできる自治体はそれを後押しするお金を中央政府から得ている今、全国で盛んに行われている地方創生の交付金事業ですが、昨年末に交付した事業は、正直、従来型のつまんない事業がかなり目立ちました。
そこで、今年度末に追加する新型交付金と、来年度に始まる新型交付金では、創意工夫のない自治体には交付しないよ、みたいな感じになってきています。
石破氏は「それは競争だ」とし、「地方の創意工夫に呼応した形での交付金を出しているが、満額ついたところもあれば1円もつかないところもあれば、ものすごい差が出てきている」と語った。
行政も結果平等ではなく機会平等の時代に
みんな一律横並び。そんなのつまんなくないですか?努力しても、しなくても、結果が同じならやらない方が得に決まってます。
行政って、良くも悪くも平等が大好きです。
それは、公平性、公正性、っていう意味だけじゃなく、結果平等の一律横並びっていう意味合いのほうが強かったりします。
自治体間で競争させて、面白い取り組みをするとこには、重点的に配分して、結果を出させる。
頑張れるとこには、とことん応援して頑張ってもらい、頑張れないところは、そっとしておく。
こんな流れが来ようとしています。
そりゃ応援する側だって、ダラダラやってるやつよりも、やる気にあふれるやつの方が、応援しがいがあるってもんです。
それが税金ならなおのこと。
これをやりたい! これで世の中を変えてやるんだ! っていう熱意ある創意工夫。
そーゆーものは、これまで認められてきませんでした。
行政の世界では。
それが、変わろうとしている、というのは国にとっても地方にとっても良いことです。
結果平等ではなく、機会平等。チャンスはみんなに等しくある、っていうだけでも非常に大きな転換が、起ころうとしています。
さぁ、天下一武道会の始まりだ
ユニークなアイディアを出し、それをガンガン実行する。そんな変な公務員、そういません。
そんな(公務員業界における)おかしな人に、フリーハンドで事業をやらせることで、とんでもない結果が出る。
そんな事態が現実に起き始めています。
まさしく、地方創生って公務員、ひいては自治体の総合力を競う天下一武道会みたいなもんですw
智慧とウデと自治体の総合力を駆使して、地域をガンガン面白くする、という勝負をみんなでしてるんです。
地方創生加速化交付金。時間が足りないは市町村の言い訳 --- 井上 貴至
だというのに、この流れに乗ろうとしないところもあります。
それじゃ、面白くなんてなりませんよね。
せっかくの機会なのに、もったいない。
競争によって、カスタマーに利益が出ることは、資本主義経済の基本のキです。
面白いことをやっていれば、自然に人は集まります。
このチャンス、乗らないなんて損ですよ。
ちなみに今、こーゆーイカレたことやってます笑
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