ほぼ毎日のように飲んでおりますが、結構仕入れには苦労します。
一番使うのはネットショップですけど、できれば家の近くで仕入れたいものです。
食品を仕入れに一番良く行くのは、スーパーですよね?
まぁ、コンビニって人もいるでしょうけど、コンビニ編はまたこんど。
ワイン好きなら、産地や生産者についていろいろ勉強するようなことも比較的楽しいもんですが、いかんせん、そうではない一般人の皆さんには敷居が高すぎるイメージを持たれています。
近ごろのスーパーは、国内産、海外産、くらいで2つくらいは棚を設けているのが標準です。
こんなにたくさん並んでると、どれが美味しいのか、な~んてよく分かりません。
目利きができれば、すぐにポイントを絞って探すことができますが、そのノウハウはなかなかありませぬ。
それこそ、500円代から3千円代を超えるものまで、豊富な品揃えをしてくれている食品スーパーでは、どこを見ていいのやら。
単に高いのが美味しいのか?
いえいえそうじゃないんです。
3千円が500円に負ける、そんなことがワインの世界では当たり前です。
ますます分からなくなるわ!!!
・・・とか怒られそうですが、国や産地、そして価格。
スーパーの売り場で入手できる情報なんてそんなもんしかありませぬ。
そんな少ない情報でどうやって判断するのか?
答えは意外に簡単です。
産地は欧州よりも新世界を
ワインの本場といえば、ヨーロッパ。これは間違いのない事実です。
でも、それ以外の世界各地でもワインは生産されています。
これと対比して、新世界(New World)と呼びます。決して大阪とは関係ありませんw
日本も新世界の一つですね。
日本のワインも、明治維新後に生産が始まり、年々品質が上がっていますが、これはどこの新世界も同じです。
素晴らしい生産者のもとで、年々レベルが上がっています。
なのに、ヨーロッパほど評価を受けていないので、比較的安いものが多いです。
そう、同じ1000円なら、より美味い確率が高い。
新世界を見渡せば、いろんな素晴らしいワインがあります。
もちろん高額で美味いものから、安くて美味いものまで、さまざま。
しかしながら、スーパーでは、そんなマニアックな品揃えになってるところは、そう多くありませぬ。
そんな中で注目されるのが、物価の安い南米の中でも特に評価の高い産地、チリです。
チリは新世界の雄
為替もありますが、何よりも南米ですから物価と人件費が安い。
ワイン生産にかかる経費のうち、かなりの部分を人件費が占めているわけですから、その人件費が安いとなれば、格安なのも当然です。
安いのに美味い。
スーパーにおける顧客層と非常にマッチしますから、当然ですよね。
そんなチリの中でもダントツに安旨なのが、アルパカのエチケットが印象的なこの1本。
もしお近くのスーパーになければ、ぜひサービスカウンターとかに置いてあるリクエストカードとかを出してください。
こいつは500円未満くらいの価格帯で帰る場合が多いですが、劇的な旨さ。
カベルネとメルローのブレンドをしていますが、両者の特徴がともに出ていてとても素晴らしい。
下手なフランスの村名ワインなんかよりも実力が高い、と感じるほど。
お近くのスーパーの棚にチリワインの並びがあれば、端から順に試してみてください。
決して後悔はしませんよ?
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