天の時を得る。
こう言うと、なんのこっちゃ?っていう感じになりますが、要はタイミングを活かす!ということが事業を起こす際には、非常に大きなポイントになります。
いくら優れたプロダクトであっても、マーケットがそれを望んでいない、あるいは時期を逸したときに市場へ投入しても売れまへんよね、というお話です。
寒さに震えている人に世界で一番美味しいアイスクリームは売れるか?
まぁ、普通に考えても無理ゲーですよね笑
どうしてもその人に売りたければ、まずは寒さをどうにかしてあげないことには、売れません。
世界一おいしいアイスクリームを持っているなら、もっと売るのに相応しい時がありますよねw
これがポイントです。
そしてこの「時」は季節や時間だけじゃありません。「今」というこの時代背景も指します。
今、皆さんはこの文章をスマホで読んでますよね?
そう、例えばスマートフォンが普及したからこそ、SNSはこんなに流行っているワケです。
スマートフォンの普及にもいくつかの「時」を待たなくてはなりませんでした。
ケータイにカメラが付いて、それで写真を撮り、友だちに送信して共有するという文化が定着したことが一つ。
そして携帯電話の通信網が高速になったことも普及に拍車をかけました。
いかな天才スティーブ・ジョブズといえども、こうした様々な環境が整っていなければ、iPhoneはこんなに売れなかったでしょうし、スマートフォンの普及もまた進まなかったことでしょう。
どんなビジネスでも、天の時が得られなければ、うまくいかないんです。
今だからそこできることがある
スマートフォンなどの情報革命。少子高齢社会の到来。
地球温暖化。
持続可能な社会への要請。
世界を席捲しつつあるフィンテックの登場。
今という時代だからこそできることは、山ほどあります。
人生を生きてきて、経験を積み重ねた、今の自分にしかできないこともたくさんあります。
あなたの果たすべき使命は、もうそこにあるのです。
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