ちきりん女史のツイートが、いちいちもっともすぎたので、ちょっと紹介。
テレビに出てた「何にも依存したくない」とか言って自給自足生活を目指してる若者が、自分のことを「メディアアーティスト」って名乗ってて笑えた。そんなこじゃれた肩書きが必要なほどの自意識のままで、「何にも依存しない人生」なんて不可能では?— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016年3月20日
ソーラーパネルを買って電力からの脱依存を目指すとか言う前に、「みんなにかっこよく思われたい」という気持ちへの依存を断ち切ったほうがいい。— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016年3月20日
若者の新しい生き方を取材する番組って、なんでこんな笑い話みたいな事例ばっかりなんだろう・・・— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016年3月20日
「社会の役に立ちたいんです!」とかいいながら、復興補助金で生きてる若者とかさ・・・— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016年3月20日
ほんとーに社会の役に立ちたいなら、税金もらう方じゃ無くて、税金払うほうにまわってください。— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016年3月20日
日本は財政赤字が大きくて、困ってる人に配るお金が足りないんです。だからあなたが本当に「社会の役に立つ仕事がしたい!」なら、できるだけたくさん税金を払える仕事に就くべきなんです。それなのにあなた自身がその税金を受け取ってたら本末転倒でしょ? って誰か教えてあげて。— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016年3月20日
そのとおりっすね。
被災地に入り込んで、いろんな財団とか国の補助金もらってる人たち、いっぱいいます。
その補助金を食い物にしちゃってるような実例も。
東日本大震災でやらかした人まとめWiki
まぁ、↑はかなり極端な例ですが、そういった補助金がなくなると、カネの切れ目がなんとやら、で活動休止して去っていくパターンに入り込んでいるような団体もあると聞きます。
どんなに良い意思のもとで行われていようとも、資金が続かないと事業は継続できません。
マネタイズできない事業は、存続でけんのです。
となれば、自分で稼ぐしかありません。
補助金って、本来的には自立を促すためのものです。
それがないと生きていけないような、麻薬じゃありまへん。
そこまでの才覚がないんだったら、補助金なんかもらってないで、普通に稼いで寄付とか納税した方が、よっぽど世の中の役に立ちます。
自立もできないのに補助金もらって、誰かのマネタイズに結びつけることが可能な事業が補助金をもらえない、なんてことになってるかもしれまへん。
「経済」って、実は「経世済民」の略だって知ってます?
これ、まさしく経世済民です。
最強の社会貢献って、実は経済を回すことに他なりません。
あなたは、経世済民、してますか?