日本人って、ともかく人を褒めるのが、むやみとヘタですよね。
褒めるのが恥ずかしいからなんでしょうか?
部下であれ、近所の人であれ、テレビの向こうの政治家であれ、ともかく批判はするけれどいい仕事をしたときに褒めそやすということがない。
Twitterなんかを見てると、まさにそう。
なんでなんでしょう?
褒められるのが嫌いな人は、いない
怒られるのって、みんな大嫌いですよね?
たまに特殊な趣味で好きな人もいるらしいですが、残念ながら身の回りににいないので、ヒアリングはしたことはないのです笑
一方で、褒められるのが嫌い、という人はまずいません。
もしいらっしゃったら、コメント欄で教えてください笑
褒められるのは、みんな大好きなのに、ひとを褒めることをしない。
いったいなぜでしょう?
褒められる機会は、成長とともに減っていく
一方、子育てでは、皆さん普通にめちゃ褒めしますよね?
うちも、情け容赦なくめちゃ褒めしてます笑
毎日の宿題で、ちょっとした問題を問いたら花丸をつけたり、「やったね!」ってハイタッチしたり。学校の中にいるときはすごく褒められる機会が多いです。
ところがこれも、小学校くらいがピークです。
学齢が上がるにつれて、「できて当たり前」というものが増え、できないことを批判する、というシーンが増えていきます。
掃除をしても「よくやった」と褒められることもなく、むしろテストで悪い点を取ったり、練習試合でミスをして詰られる。
そういう環境で飼い慣らされたら、学校を卒業して、会社に属したりしても、そりゃあ確かに褒めることなんてしません。
だって、自分が褒められることがないのに、ひとを賞賛したりしませんもの。
当たり前で褒められない、なんてことはない
普通のことを普通にやっても、そりゃあ誰かに褒められるワケなんてないじゃない!
とか思ってるそこのあなた。それは大きな間違いです。
ものすごく仕事ができない、そんな部下を毎日怒鳴り散らしてるかもしれません。
でもその部下の人って、その仕事が向いてないだけで、違うことには長けているかもしれません。
当たり前のことでも、しっかりできる人は大切です。
毎日同じことを、均質のクオリティでやることも、一つの才能です。
素直に賞賛することは、重要なファクター
まずは褒めることからはじめよう。
そのために、褒めることができるところを、よく観察することからはじめてください。
「これいいね!」でも「さすがいい仕事するね!」とか、簡単な一言で構いません。
褒めるうちに、自分も褒められるようになります。
批判なんて、どうせ相手に不快な思いをさせるだけで、何の役にも立ちません。
素直に賞賛できる人は、周囲にプラスとなります。
もっと人を褒めましょう。そこからきっと、新しい世界が開けるはずです。
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