起業家をこれまで300人近く育ててきて、ビジネスの源泉はある程度できてきました。
どこであろうと面白いことができる世界線を作ろうとしている身としては、地方が面白くなるために、いま一番欠けているのは、シードマネーの供給源なのかな、と感じています。
VCがバックについてシードマネーを供給します、といいつつ資料を見せていただくとイグジットは自社株買いだし、期間は数年だし、リスクマネーとしての性格は薄い、なんて地方ファンドはよくあります。
地方のスタートアップにとって、選択肢がデット(負債)しかないというのは、機会損失が大きいなー、と感じる。
地方に限らず、日本全体としてM&AなりIPOでイグジットさせた経験があるマネージャーが少ないことが遠因なんでしょうが、なんかもったいない。
自分が面倒を見てあげている子たちには、エクイティ(資本)が必要なら引っ張ってあげられるけど、どうやら当たり前じゃないことに最近ようやく気がついたもので笑
地銀が全国でファンド子会社を設立していたりしますが、やってることは実質銀行と同じで、正直なところを申し上げてもっと自社の人材育成に力をいれて欲しい面が多いです。
起業人材のプールは、起業志民プロジェクトに限らず地方にもたくさんできてきました。
あとは事業の目利きができて、イグジットまで伴走できる人材。次のフェーズはここですね。
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