168/365 by drubuntu
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これってどんな業界でも同じようなもんでしょうか。
特に古い体質の業界では、そういう傾向が強いのではないでしょうか。
伝統でガチガチに固められたとある業界について、ちょっと調べてみましたら現代でもマジでそんなことやってるんですか!?と小さな驚きを感じた事例がありましたので、ちょっとその業界における新旧両勢力をどのようにすれば軋轢を乗り越えられるのか、一般論的に考えてみました。
お互いが理解の外にある
SNS時代の現代であっても、直接顔を突き合せないとできないコミュニケーションって確かにあります。身体性が左右するような微妙なニュアンスっていうのもあるし。けれど、何が何でも絶対に顔を合わせないと参画できないっていうのも正直どうかと思います。
なかなか理解ができないんですが、例会に出て、偉い人の覚えがめでたくならないといけないような濃密なレベルのコミュニティって、あんまり好きじゃないです(笑)
そんな業界の人たちに、オンラインでコミュニティを形成するっていうのは論外らしいです。
古い体質なだけに、新規参入する若い人も少ないんですが、その業界は「若人が来ないのは嘆かわしい」という視点で考えているらしく・・・・。
新しい人たち | 古い人たち |
---|---|
・組織に所属するとかめんどくさい、自分の好きにやりたい ・基本はオンラインで用が足りる(ときどきオフ会するくらいはアリ) ・もっと手っ取り早く上達するポイントだけ教えて |
・組織に所属して師の指導を受けなくては上達しない ・オンラインなどもってのほか(顔を合わせないコミュニケーションに意味は無い) ・上達には、年月が必要 |
完全にミスマッチですね(笑)
そりゃ、若い人の新規参入なんて来るワケないじゃん(^^;
でも互いに必要としている面もある
この両者を結びつけるのは、なかなか難しいです。ハッキリ言ってムリっていうか、ムチャです(笑)
でもそこをなんとかしてくれ、というオーダーなので、仕方がありません。
引き続き考えてみます。
双方とも態度に問題があるのは間違いありませんが、そこは仕方がありません。
けれど古い人にしてみれば、新しい人が入ってきてくれないと業界が尻すぼみになるのは自明の理。
けれど、新しい人に媚を売って、そっちに擦り寄るのもやりたくない、というジレンマ。
新しい人にしてみれば、ポイントを分かりやすく解説してくれるような人がいれば、楽に学ぶことができる、というのも事実。
けれど、わざわざ古い業界の流儀に合わせてどうこうしたいという気もしない。
・・・・こうして見ると、互いにちょっとは必要としているのだけれど、切実なのはむしろ古い人なんじゃないのかな、というところです。
けれどプライドが高いのは、むしろ古い人、という自縄自縛(笑)
さて、これをどう料理するべきなのか。
なんとなく解決策的なもの
結論:特効薬はありません。地味にやるしかない。
うわ・・・・なんか身も蓋もありませんね(^^;どっちかというと古い体質の側の人が、どうやって新しい人の方向に歩み寄れるのか、という点がキモなんでしょう。
結局は、オンラインのコミュニティをどう立ち上げ、古い人にも新しい人にもシームレスに認めてもらっていくか、ということに尽きる。
結局「権威」はオフラインの方があると古い人は思い込んでいるけれど、その権威って自分たちが認めているだけ。
新しい人たちが「なにそれ?フォロワー10万人の◯◯さんの発言の方が権威ありますけど?」とか言い出したら即アウトだし。
メジャー感のない古い体質の業界って、そういうとこが厳しい面もある。
オンラインとオフラインって、背景も歴史も違うから、イコールフッティングにはなり得ないけど、近づけていくことはできるでしょう。
そこを工夫する方法論として、古い人たちからほんの何人かでも良いからオンライン側にも足を突っ込んでもらうことが有効。別に大物である必要はないけれど、「隗より始めよ」の故事に倣えばむしろ小者さんの方が良いのかも。
ちょっと立ち上がってきたら、順次大物さんを投入するというやり方が好ましい。この大物さんはメール程度はやってるくらいの人が良いですね。
紙しか使えない人だと大変だもの(笑)
この際に、大物さんとかには安くても良いから対価を払って仕事として入ってきてもらうとやりやすい。
新しい人が入ってきてもらうには、間口を広~くして、既存の組織っぽい面は出さないようにした方が良いでしょうね。基本ゆるい感じを出して。
うまく立ち上げていけば、元のパイが小さいとスケールすることは難しいだろうけれど、やり方次第で小商いくらいにはできそう。
面白い仕掛けを用意できるか、という点に掛かってくるだろうけど(^^;
こういう古い部分と新しい部分をつないで欲しいっていうニーズは、いろんな業界にありそう。
既存のコミュニティと新しいコミュニティをつなぐ、っていう小さな程度でしかないけれど、面白みはありそう。
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