日本人はリスク、という言葉がなぜか大好きです。
- それってリスク高いんじゃないの?
- そんなリスクを背負うなんて馬鹿げてる
- 誰がそのリスクの責任を取るんだ!
なんて感じに、日常的にみんなリスクってやつを使います。
でもこれって、みんなリスクって単語の意味を誤解してるんです。
リスクとは単なる可能性
risk という単語は危険、なんて訳されることが通例ですが、オックスフォード現代英英辞典によると
the probability of something bad happening at some time in the future
(将来において何らかの悪い事態が起こる可能性)
と、定義されています。
そう、リスクってあくまで可能性の話なんです。
なぜか日本では、リスク=危険=悪という謎の図式が跋扈しており、リスクを取って行動する、なんて言うとイコールあいつは博打打ちだ、みたいな感じに見られてしまいます。
あくまでリスクというのは、可能性の話なのです。
リスクを管理することが、リスクテイカーの本領
誰もが、悪い事態が起こることを良しとすることはありません。
冒頭のように、悪い事態が起こる可能性が100%のまま突き進むのは、間違いなくやめたほうが良いでしょう。
悪い事態になる可能性を30%とか十分に許容できる範囲にまで落としたうえで実行する。それがリスクを取る、っていうことなのです。
ちなみにこれが、リスクテイカーの権化であるシリコンバレー的な脳みそになると
実行が遅れることで、他社に先を越されることこそがリスクだ!
ってなことになります笑
ベースになる価値観が違うと、こうも違うもんですねー。
悪い事態が起こる可能性は、十分に管理する。それが成功への近道です。
さぁ、未来をはじめよう。
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