前回のエントリーでは、ローカルベンチャースクール第3回準備クラスという名の自治体側の一方的なプレゼンするだけの会への参加でした。
ガチで面白いことやりたい人この指とまれ! ローカルベンチャースクール第3回準備クラスに潜入してきた!
今回はプログラムの最終回。自分で組み立てたビジネスプランの発表会です。
今さらだけどローカルベンチャースクールって?
詳しくは↑のリンク先を見てもらえれば分かるんですが、超ざっくり言うと地方で起業したいなー、って考えてる人にノウハウを提供したり、自治体をマッチングしたりするっていうやつです。
はい、要約終了。
あ、ざっくりすぎ?w
え〜、今回の準備クラスでは全7回のプログラムで、先輩の地域おこし協力隊の話を聞いたり、自分が地方でやりたいビジネスプランをブラッシュアップしたり、ということを目的にしています。
今回が7回のいちおう最終回です。
いざ会場へ
場所はここ、京橋にある移住・交流ガーデン。
東京駅の八重洲口出て目の前です。
総務省がカネ出してやってる施設ですが…家賃いくらだよ、これw
まぁ、参加したのは他でもない。第3回でプレゼンを聞いてくれた準備クラスの参加者が、どんなビジネスプランをまとめたんかなー、という興味本位でのぞきに来た、というのがホントのところ。
正直、第3回でプレゼンしたメンバーのうち、気の利いた人なら、最終回には顔を出すんだろーな、と思いながらも「そんな物好きいないだろw」とか思っていました。
が、ひとり居ましたよ。
バリィさんw
今治市役所のひとです。
お互いに「いや、今日こないとあかんやろw」とか同じこと言ってましたが笑
いけませんねー。フットワークは軽くないとw
まずはゲストのトークでオープニング
今回のゲスト兼ビジネスプランのアドバイザーは、ソトコト編集長の指出一正(さしで かずまさ)氏と、NPO法人ETICの理事・事業統括ディレクターの山内幸治(やまうち こうじ)氏。両氏のトークでオープニングです。
指出氏の話を要約すると、こんな感じ。
自分の暮らしを自分で作りたい人が増えている
ローカルベンチャー、ソーシャルグッドは非常に重要なムーブメントに
雑誌は斜陽産業なので、雑誌以外をいろいろやっている
島根県でソーシャル人材講座のメイン講師で4年間で60人受講して、うち20人が島根にきた
働きたい・暮らしたい人のお手伝い
広島でも中山間地の支援をしていて、里山にうねりを起こしている
雑誌をつくってるうちに、地域の仕事を立体化
自分の視点で地域の宝ものを見つけて
続いて、山内氏。
時代ごとに異なる新しい課題やニーズと意欲ある若い人をつなげることが使命
修業の場だったり、事業を起こすお手伝いをしている
何かに惚れ込む、マニアになること
今のビジネスはSNSがあれば誰でも発信者に
何をやりたいのか、惚れ込んでやっていきたいのか
東京と地域がごちゃまぜになると、新しいことが生まれやすい
地域からどう仕掛けていくか
はじまるときの瞬間は面白いし、ワクワクする
おもろいですねー。
うん、ウチのプロジェクトの進むべき方向は、このまんまでいいよねー、とか勝手に確認をば笑
いよいよビジネスプランの発表
テーブルで班に分かれて、それぞれの持ち寄ったプランをブラッシュアップするところからスタート。主催者の林さんから「せっかくなんで、どっかのテーブルにどうぞ」って言われたんで、手近なとこに入れてもらいました。
この班は、皆さん空き家を活用したものが多く、共通項があったんで、割と話が盛り上がりました。
マネタイズは? 集客は? それインバウンド向けの方がウケるんじゃない?
などなど。
ディスカッションが終わったら、こんどは発表。
「やりたいひといますかー?」
あれ? 全員じゃないんだ? とか思いましたが、確かに冷静に考えれば、全員発表すると終電がなくなりそうなレベルですw
何なら、自分も手ぇあげて、手持ちのプランのどれか発表しようかと思いましたが、さすがに自重しました笑
- コケで描く絵の具
- 田舎体験プログラム
- 地域でできる国際交流
- ゲストハウス運営
- 通勤フェリーを面白くする
- 星空見学会
多種多様。
いろいろでおもろいですねー。
正直なところ、プランはまだまだ甘々で、練り込みもマーケティングも足りない思いつきレベルのものも多いし、盛り込みすぎて訴求するポイントがズレてたり、ちゃんとビジネスをするうえでのコアコンピタンスが何なのかも説明できていない、率直に言えば穴だらけのが多かったです。
しかし、そこに共通しているのは、やってみたい!という強い思い。
これははっきり言ってすげぇことですよ?
ビジネスプランなんて、第三者の手を借りるなりしてブラッシュアップすれば、どうにでもなります。
けれど、ビジネスにかける思いであったり、熱量というものは、後付けで得ることはできません。
とんでもなく大きなアドバンテージなんです。
「できること」より「好きなこと」を大事に
好きなことを仕事にする、ってすごく大事なことです。自分も好きなことしかやってません笑
だから組織内では浮きまくるんですがw
好きなことって、誰よりもフルコミットできるし頑張れます。
事業を成功に導くうえで、これは必須条件です。
好きなことを仕事にできれば、ワクワクが止まんなくなります。
仕事が楽しければ、人生は愉しい。
もぅ、考えるだけよりも、仲間を見つけて、走っちゃえばいいんです。
振り返るヒマなんてない。
そういう本気の人は、起業志民プロジェクト(てゆーか自分w)が全力応援します。
さぁ、踏み出しちゃいましょ。
新しい一歩をね。